第2回「愛・地球博 理念継承エリア検討委員会」を開催しました


はじめに


「2005年日本国際博覧会長久手会場」として活用された元愛知青少年公園の新しい計画において「博覧会の理念と成果の継承の場」として位置付けられた「イデアのひろば」について「愛・地球博 理念継承エリア検討委員会」を設置し、具体的な検討を進めています。
第2回委員会(H17.12.21開催)の概要は以下のとおりです。


開催日時
平成17年12月21日(水) 午後4時00分から午後5時40分
開催場所
名古屋国際センター「ホール」
出席者
平野眞一委員長、小出宣昭委員、高橋治朗委員、高橋則行委員、萩原喜之委員、福井昌平委員、マリ・クリスティーヌ委員、森コ夫委員、涌井雅之委員の9委員(神尾驤マ員は欠席) 
※委員は五十音順
委員会資料

委員会状況1
委員会状況2


開催結果概要

(1)テーマゾーンの考え方・ねらいについて

博覧会を経験した人々の間で共通の記憶となるようなものを残す。

次世代も共有して使用が可能となるような永遠性をもたせる。

周辺地域とのバランスを考え、他の施設と類似・重複しない。

博覧会で示された「生物模倣技術」を継承し、子供達に科学技術を遊びながら体感させる。

施設は多目的・多用途が良い。

来園者が自らのものという意識をもてる市民参加の形が重要。

「博覧会の理念と成果を継承する都市公園」ということは、公園全体で継承し発展させることであり、イデアのひろばはそのシンボル的なもの。

テーマについては、今後絞り込む必要がある。


(2)テーマゾーン施設の運営及び整備内容について
(運営についての意見)

多様な活動への参加を促し、使ってもらうということを考慮し施設を検討すべき。ソフトは関連するものとして考慮が必要。

維持管理費がかからないものとすべき。

集客性向上のため、公園を通したコミュニティーを作り、固定客を確保することが持続可能につながる。

大学、企業の参画した運営を行う。


(整備内容についての意見)

後世に博覧会の理念・成果を残すには現在のイデアのひろばでは狭いので、こいの池、プール・スケート場等も含めて拡大すべき。

パークセンターと愛・地球市民センターは一体化すべき。

楽しく見て記憶に残る展示をする。例えば参加国の特徴的な建物のミニチュアや万博時に展示された最新技術など。

永久に一目で万博がここで開催されたことがわかるような施設とすべき。例えば、毎年万博にちなんだ集いを開催できるようなモリゾーキッコロドームなど。

ゾーンの一体感をもたすため全天候型大空間を整備すべき。最新環境技術を取り入れ、膜構造とする。

博覧会での木材の使用が賞賛されており、整備にあたっては大部分を木材で整備すべき。

整備費は今のところは議論対象外だが、ある時点で県の負担の考えを示す必要がある。


(3)博覧会協会「基本理念継承発展検討委員会」との関係の考え方について

万博協会の理念継承委員会とは博覧会継承に向けての理念を共有していく。

万博収益金に関する事項については、本委員会と直接的な関与とは捉えず、公園づくりの中での理念の継承について取組みを示す。


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問い合わせ先
愛知県建設部公園緑地課 大規模公園グループ
電話:052-954-6528(ダイヤルイン)
FAX:052-953-5329



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