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働く人のゴカイ インタビュー

住宅型有料老人ホーム コーワ品川  介護職員 黒崎春江さん

取材:2022年1月12日

別業種から興味本位で介護の世界へ 働き始めてから“やっていける”と確信

 私は介護の仕事に就いて1年半くらい。介護の仕事に興味を持ったのは、2年前に母を亡くしたことがきっかけでした。母は生前、介護の仕事に就いていて、亡くなったとき私はホテルでブライダル関係の仕事をしていたのですが、母がしていた仕事に興味を持ち、介護職員初任者研修の資格を取る学校に行ったのが最初です。まさに興味本位で飛び込んだという感じ。母と介護職について話をしたことはなく、職場を見たこともありません。なので、介護職として働くようになった今になってから“母はこういう仕事をしていたんだ”と思うようになりました。
 ホテルでの接客業から介護へ、全く違う業種に転職したのですが、不安は感じませんでした。なぜなら何が不安か分からないくらい介護職について全く知らなかったから。ちょうど私が初任者研修の講座を受けていたころは、コロナウイルス感染症の影響で初任者研修の実習を介護現場で行うことが難しい時期でした。介護現場での実習が校内での模擬実習に変わることもあって、働きだしてから現場で学ぶことが多い状況。働き始めてやっと介護職がどんな仕事なのか知り、それでも自分はやっていけると感じました。

別業種からの転職でも生きた“コミュニケーション力”

 接客業の経験が生きたと思うことも多々あります。人と接することはもともと好きですし、ホテルではさまざまな年齢層の方の対応をしていたので、入居者さまとコミュニケーションを取ることは最初から苦になりませんでした。人見知りすることなく、誰にでも対応できること。あと、テーブルクロスを張るテクニックはシーツを整えるのに役立っています(笑)

黒崎春江さん

  この職場を選んだのは、福祉系人材派遣会社の紹介です。派遣会社に登録することも自分に合った職場を見つける一つの方法だと思っています。登録の際にこちらの条件を聞いて候補を挙げてもらえるので、条件がマッチしている職場を探してくれます。自分で探すのは大変だし時間もかかるので、私はこの方法を選びました。挙げてもらった候補の中から、今働いている施設を選んだ一番の理由は家から近かったから。そういった条件も、長く勤めるためには必要なことなのかと思います。
 初任者研修や介護福祉士実務者研修を受けた際の仲間とは今でも連絡を取り合っています。年代もバラバラですし介護の仕事に就いている人もいない人もいて、相談し合える仲間です。職場の先輩には教わることばかりですが、みんな仲が良く、人間関係の良い職場です。

「ありがとう」の声にやりがいキャリアアップも視野に

 私が働いている住宅型有料老人ホームで担当しているフロアの利用者さまは介護度が軽い方が多く、仕事の内容も食事の配膳や片付け、部屋の掃除、入浴介助が主です。ご自分で食事を取り、身だしなみも整えられる方が多いです。排泄介助やトイレの清掃などもありますが、やれば意外にできてしまうもので私は苦になりませんでした。
 それよりも入居者さまに「ありがとう」と声を掛けていただけると、この仕事をしていてよかったと思います。給料に関しても、私は他の仕事とさほど変わらないような気がしています。暗いイメージを持っている人がいるかもしれませんが、実際はとても明るい職場ですし、人と接することが好きな方は向いている職業だと思います。
 介護の仕事は転居や出産などで、一度職を離れたとしても再就職しやすい職業でもあります。そういったメリットや、仕事のやりがいにももっと目を向けていただけたら介護職に就きたいという方も増えるのではないでしょうか。私もこの仕事が楽しいので、続けていけそうだと思っているところですし、実務3年の受験資格を得次第、介護福祉士の資格を取ってキャリアアップしていきたいと思っています。

住宅型有料老人ホーム コーワ品川
住宅型有料老人ホーム コーワ品川

荒子川公園の木々が、癒やしを与える周辺環境の中、日常生活にも便利な立地にコーワ品川はあります。館内はバリアフリー構造で安全に配慮。くつろぎとやすらぎの自分らしい暮らしを送っていただけます。

問い合わせ先:株式会社ミッドランド 住宅型有料老人ホーム コーワ品川
名古屋市港区品川町1丁目3番地の2

TEL:052-652-0233

URL:https://www.kouwa-shinagawa.com

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