土谷さん：

排泄物がすぐに下水に流れる水洗式なので、ベッドのそばに設置してもにおいが気にならず、清潔で快適な環境が保てるのは魅力だと思います。スタッフによる排泄物の処理や洗浄も不要なので、私たちの業務負担軽減はもちろん、なにより好きな時間に誰かに頼ることなくトイレに行けること、排泄を見られたくないと思う利用者さんにとっても尊厳が保つことができていると思います。見守りシステムのカメラでご本人がトイレに立ったかどうかを確認でき、利用者さんの日常生活動作を維持しながら、排泄は自分で済ませたいという気持ちを汲んだケアができています。

加藤さん：

トイレの回数が多い方にとってもすぐトイレに行けることは大きいです。特に夜間ですと電気を付けて室内履きを履いて、車椅子に移乗して…ってやっているうちに目が覚めてしまいます。それも利用者さんにとっては大きな負担、ストレスですので、静かにトイレに行って、またすぐ横になれる環境が一番いいのかなと思います。

浅田さん：

職員の排泄物処理や清掃にかかる時間が削減でき、利用者さんのケアにあたる時間が増えました。新型コロナウイルスの発生時には、感染拡大防止に役立ちました。

浅田さん：

介護職員の業務負担を軽減する介護機器の導入を行っています。そのために、現場の課題が何かを抽出し、それに対応できるものとしてどういうものがあるかを検討していきたいと思っています。bluetoothで体温などの測定値を送るシステムも法人内で検討しているところです。今まで積極的に導入したように、更に業務効率化を図るため前向きに取り組みたいと思います。