目次へ戻る
II 次代を見据えた教育の推進
<「次代を見据えた教育の推進」では>
- 「II次代を見据えた教育の推進」では、次代を担う子どもへの教育の取組について定めています。
- 「II 次代を見据えた教育の推進」では、子どもの「生きる力」を育むことを基本として、「生きる力」の基礎をつくる教育、「生きる力」を具体的に学ぶ教育、そして次代の親として「生きる力」を実践していく教育について推進していくこととしています。
- 「1 幼児教育の充実」では幼稚園・保育所における教育について、「2 子どもの生きる力の育成」では小学校・中学校・高等学校における教育について、「3 次代の親の育成」では次代の親となるための教育についての取組を定めています。
なお、子どもの「生きる力」を育むうえでは、家庭における教育や地域社会における教育も重要な要素となってきますが、家庭における教育や地域社会における教育は、児童福祉との連携や地域社会における連携(ネットワーク化)によって、より効果的なものとなることから、「IV着実な子育て支援のための連携の強化」において、その取組について定めることとします。
「生きる力」とは
- 「生きる力」とは、自分で課題を見つけ、自ら学び、自ら考え、主体的に判断し、行動し、よりよく問題を解決する資質や能力であり、また、自らを律しつつ、他人とともに協調し、他人を思いやる心や感動する心などの豊かな人間性のことを言います。
そして、健康や体力は、こうした資質や能力などを支える基盤として不可欠なものです。
「愛知の教育を考える懇談会」の提言
- 愛知県では、平成15年7月に、「愛知の教育を考える懇談会」を設けて、家庭、学校、地域など幅広い視点から、これからの愛知の教育の方向について議論をしてきましたが、平成17年2月に懇談会の最終報告(提言)がまとまりました。
この最終報告では、「善悪をわきまえ、他人を思いやる心」や「社会で役立つための意欲・力」を子どもたちに身に付けさせる等、今後の愛知の教育新生の取組方向と柱となる施策が提言されており、県では、家庭・学校・地域・企業などと連携協力し、この提言の具体化を図っていきます。
目次へ戻る