- 愛知県では、平成16年4月に「愛知県安全なまちづくり条例」を施行しました。
条例では、犯罪の防止に配慮したまちづくりとして、犯罪の防止に配慮した住宅、道路、公園、駐車場等の普及に努めることが明記されており、条例に基づく指針(「住宅に関する防犯上の指針」及び「道路、公園、自動車駐車場等に関する防犯上の指針」)において、住宅、道路、公園、駐車場等について、犯罪防止に配慮した構造、設備等に関する基準などを示すとともに、その普及を図ることとしています。
- 愛知県内の通学路等には、現在、犯罪防止のための緊急通報装置である「街頭緊急通報システム(スーパー防犯灯)」が19基、「子ども緊急通報装置」が7基設置されています。
- 県営都市公園では、犯罪防止のため、見通しの確保ができるような施設配置に努めています。
- 安全なまちづくりに向けて、愛知県安全なまちづくり条例や指針(「住宅に関する防犯上の指針」及び「道路、公園、自動車駐車場等に関する防犯上の指針」)に基づいて、犯罪等の防止に配慮した環境設計を行っていく必要があります。
- 愛知県安全なまちづくり条例に基づいて、犯罪の防止に配慮した住宅、道路、公園、駐車場等の普及に努めていきます。
- 道路、公園、自動車駐車場及び自転車駐車場の整備にあっては、「道路、公園、自動車駐車場等に関する防犯上の指針」に定める犯罪の防止に配慮した構造、設備等に関する基準を踏まえ、防犯性の高い施設の整備に努めていきます。
また、その普及に努めていきます。
- 住宅については、建築業者、所有者、管理者等に対して、「住宅に関する防犯上の指針」を示すことにより、防犯性の高い住宅の普及に努めていきます。
また、県営住宅においても、指針に基づき、防犯性の高い住宅を整備するよう努めていきます。
- 広報・啓発活動を通じ、犯罪の防止に配慮した住宅、道路、公園、駐車場等の普及に努めていきます。
- 街頭緊急通報システム(スーパー防犯灯)及び子ども緊急通報装置の設置を、引き続き拡大していきます。
項目 |
実施主体 |
現状 |
平成21年度までの目標 |
通学路等における
緊急通報装置の設置
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県警 |
スーパー防犯灯の設置:
1地区(19基)
子ども緊急通報装置:
1地区(7基)
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30地区 |
【街頭緊急通報システム(スーパー防犯灯)】
非常用赤色灯、非常ベル、防犯カメラ、インターホンなどを備えた防犯灯で、緊急時に警察への通報や映像を伝送することができるシステムを言います。
【子ども緊急通報装置】
非常用赤色灯、非常ベル、通報者カメラ、インターホンなどを備えた装置で、緊急時には、子どもでもボタンを押すだけで警察へ通報ができるシステムを言います。