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療育手帳情報とマイナンバー(個人番号)の紐付け誤りについて
療育手帳情報とマイナンバー(個人番号)の紐付け誤りについて
療育手帳とマイナンバーの紐付け情報については、国からの通知により2023年9月から11月にかけて指定の点検方法で、中間サーバー等とマイナンバー、手帳番号及び初回交付年月日との突合を行い、誤りが発見されなかったため、点検を終了しました。
2024年5月に国の「マイナンバー利用事務におけるマイナンバー登録事務に係る横断的なガイドライン」が改正されたことにより、新たに手帳システムと住基ネットのマイナンバー及び基本4情報(住所、氏名、生年月日及び性別)との詳細な点検が必須となったため、2024年5月から2025年5月中旬まで点検を行ってきました。
その結果、愛知県が所管する療育手帳情報48,007件のうち、マイナンバーの紐付け誤りが下記のとおり17件あったことが判明しました。
関係する皆様にお詫びするとともに、今後、同様の事案が発生しないよう再発防止に努めてまいります。
1 紐付け誤りの状況・内容
(1)別人のマイナンバーを誤登録したもの:6件
県職員が複数人の申請書類を同時に療育手帳システムに入力した際、別人の申請書類のマイナンバーを誤って入力したもの等。
(2)別人のマイナンバー情報を県に提供したもの:1件
申請者本人に代わって市職員が申請書類にマイナンバーを記入する際、別人のマイナンバーを誤って記入し、確認せず県に進達され、県の療育手帳システムに入力したもの。
(3)申請者の家族のマイナンバーが申請書に誤記入されたもの:10件
申請者の家族のマイナンバーが誤って記入された申請書類を、市の職員が確認せず県に進達し、県の療育手帳システムに入力したもの。
2 紐付け誤りによる影響
・ 17件の紐付けの誤りにより別人の手帳情報がマイナポータル上で閲覧可能な状態となっていましたが、閲覧履歴はありませんでした。また、行政機関の使用履歴もありませんでした。
マイナポータルで閲覧できる手帳情報
手帳交付年月日(返還年月日、再交付年月日)、手帳番号、障害程度、次回判定年月、旅客鉄道株式会社旅客運賃減額区分
・ 紐付け誤りのあった手帳情報は、誤りを確認した時点で速やかに中間サーバー等から削除しましたので、閲覧されることはありません。
3 本事案への対応
本事案については、国が設置する個人情報保護委員会に報告するとともに、該当者本人へ5月26日(月曜日)に、文書により通知するとともに電話により謝罪を行っています(6月5日(木曜日)現在、17名のうち、15名の方に対し連絡済み。)。
4 再発防止策
再発防止のため、療育手帳システムに入力を行っている県児童(・障害者)相談センターに対し、複数人での確認を徹底するよう、5月26日(月曜日)に文書で通知するとともに、市町村に対し、住民基本台帳情報は必ず基本4情報(住所、氏名、生年月日及び性別)での確認を徹底するよう改めて5月26日(月曜日)に文書で通知しました。
(参考)マイナンバーに係るシステムについて
このページに関する問合せ先
愛知県福祉局福祉部障害福祉課
医療・給付グループ
担当:大曲・渡邉
電話:052-954-6291
内線:3233、3231
メール:shogai@pref.aichi.lg.jp