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知の拠点あいち重点研究プロジェクトV期 国際ビールセミナー「スペシャリティ酵素による腸活ビール開発へのチャレンジ」の参加者を募集します
愛知県と公益財団法人科学技術交流財団では、本年6月から「知の拠点あいち重点研究プロジェクト※1V期」を実施しています。
この度、同プロジェクトに採択された研究テーマ「スペシャリティ酵素を用いた本格的腸活・機能性ノン・ローアルコールビール製造への挑戦」(研究リーダー:愛知県立大学 教授 小栗宏次(おぐりこうじ)、事業化リーダー:天野エンザイム株式会社 山城寛(やましろひろし))について、研究の概要やドイツにおけるビール研究、腸内細菌と健康に関する最新知見を紹介する国際ビールセミナー「スペシャリティ酵素による腸活ビール開発へのチャレンジ」を開催します。
本セミナーでは、世界最古のビール醸造所が設置されているドイツのミュンヘン工科大学※2から2名の専門家をお招きするとともに、医療法人山下病院理事長による「ビールと腸内細菌のおいしい関係」についての講演も行います。
参加費は無料で、ビール醸造技術に御関心のある技術者、研究者、学生の皆様をはじめ、幅広い方々を対象としています。多くの皆様の御参加をお待ちしています。
1 日時
2025年11月13日(木曜日)午後1時30分から午後4時まで
(受付開始:午後1時)
2 場所
あいち産業科学技術総合センター 1階 講習会室
豊田市八草町秋合1267-1 電話:0561-76-8305
(東部丘陵線リニモ「陶磁資料館南」駅 下車すぐ)
https://www.aichi-inst.jp/acist/access/
3 内容(チラシ [PDFファイル/916KB])
時間 |
内容 |
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13時30分~13時35分 |
主催者挨拶 (公財)科学技術交流財団 |
13時35分~13時50分 |
研究テーマの紹介 「スペシャリティ酵素による腸活ビール製造へのチャレンジ」 講演者:愛知県立大学 教授 小栗 宏次 |
13時50分~14時20分 |
演題1 講演者:ミュンヘン工科大学 醸造・食品品質研究所 所長 Prof. Dr. Martina Gastl(マルティーナ ガスティ) |
14時20分~14時50分 |
演題2 講演者:ミュンヘン工科大学 醸造・食品品質研究所 副所長 Prof. Dr. Mathias Hutzler(マティアス ハツラー) |
14時50分~15時 |
休憩 |
15時~15時30分 |
演題3 講演者:医療法人山下病院 理事長 服部 昌志(はっとり まさし) 氏 |
15時30分~15時45分 |
演題4 講演者:あいち産業科学技術総合センター 副所長 山本 晃司(やまもと こうじ) |
15時45分~16時 | 質疑応答 |
※ミュンヘン工科大学の講演は、同時通訳となります。
4 対象者
ビール醸造技術に御関心のある技術者、研究者、学生の皆様をはじめ、幅広い方々に御参加いただけます。
5 定員
50名 (申込先着順)
6 参加費
無料
7 申込方法
次のいずれかの方法により、お申込みください。
※申込時点で定員に達していた場合は、電話又はメールにて早急にお断りの連絡をします。
(1)Webページ
以下のURL又は二次元コードからセンターのWebページにアクセスし、「知の拠点あいち重点研究プロジェクトV期国際ビールセミナー(開催日:11月13日(木曜日))」の申込フォームに御記入ください。
申込後に自動返信メールにて確認メールを送信します。
https://www.aichi-inst.jp/acist/other/seminar/
(2)メール
件名を「知の拠点あいち重点研究プロジェクトV期 国際ビールセミナー11/13参加申込」とし、企業名、所在地、所属、氏名、電話番号、メールアドレスを御記入の上、「10 申込み・問合せ先」までお送りください。
8 申込期限
2025年11月10日(月曜日)
申込期限前でも定員になり次第締め切ります。
9 主催
愛知県、公益財団法人科学技術交流財団
10 申込み・問合せ先
あいち産業科学技術総合センター企画連携部
担当:佐藤、山本
電話:0561-76-8305
メールアドレス:AIC0000167@chinokyoten.pref.aichi.jp
【用語説明】
※1 知の拠点あいち重点研究プロジェクト
付加価値の高いモノづくりを支援する研究開発拠点「知の拠点あいち」を中核に大学等の研究シーズを活用したオープンイノベーションにより、県内主要産業が有する課題を解決し、新技術の開発・実用化や新たなサービスの提供を目指す産学行政の共同研究開発プロジェクト。2011年度から2015年度まで「重点研究プロジェクトI期」、2016年度から2018年度まで「重点研究プロジェクトII期」、2019年度から2021年度まで「重点研究プロジェクトIII期」、2022年度から2024年度まで「重点研究プロジェクトIV期」を実施し、2025年度6月から「重点研究プロジェクトV期」を実施している。
(「知の拠点あいち重点研究プロジェクト」Webサイト)
https://www.astf-kha.jp/project/
「重点研究プロジェクトV期」の概要
目的 |
愛知県の主要産業が抱える技術的課題の解決を目指し、産学行政が連携して研究開発を推進。生成AIやビッグデータ等のデジタル技術を活用し、革新的イノベーションの創出と脱炭素社会の実現に貢献。 |
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研究枠 |
1.実用枠 2.挑戦枠 3.国際枠 |
研究分野 |
・マニュファクチャリング(次世代モビリティ、ロボット等) |
研究テーマ数 |
・研究テーマ数:計26件 |
分野・テーマ |
〔ヘルスケア分野〕2テーマ ・「伸縮性と形状記憶性を有する多機能複合材の医療機器への応用研究開発」 ・「スペシャリティ酵素を用いた本格的腸活・機能性ノン・ローアルコールビール製造への挑戦」 |
※2 ミュンヘン工科大学
ドイツ第3の都市ミュンヘンにある公立大学であり、研究、教育、イノベーションにおいて世界有数の総合大学である。これまでに19名のノーベル賞受賞者を輩出している。また、学内には醸造・食品品質研究所が設置されており、敷地内には世界最古のビール醸造所であるヴァイエンシュテファン醸造所を有している。
※3 イソマルトオリゴ糖
グルコースを構成糖としたα-1,6結合を持つ糖類である。清酒、みりん、味噌、醤油などの発酵食品や、蜂蜜などに天然成分として含有されている。ビフィズス菌を選択的に増加させる、整腸作用を有する糖である。
※4 トランスグルコシダーゼ
マルトースあるいはグルコースにグルコースをα-1,6結合(分岐構造)で転移させることで、パノース、イソマルトースなどのイソマルトオリゴ糖を生成する酵素である。
このページに関する問合せ先
あいち産業科学技術総合センター
企画連携部
担当:佐藤、山本
電話:0561-76-8305