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~あいち朝日遺跡ミュージアム企画展~ 弥生人といきもの2025 虫のおしらせ

ページID:0531834 掲載日:2025年6月19日更新 印刷ページ表示

 あいち朝日遺跡ミュージアム(清須市)では、大人だけでなく、子どもたちにも朝日遺跡や弥生時代について興味を持ち、理解を深めていただくため、弥生時代の人々と様々な「いきもの」との関わりについて紹介する企画展を毎年開催しています。 
 今年の企画展では「虫」を取り上げます。朝日遺跡を始め、全国の弥生時代の遺跡調査では多くの虫の破片や痕跡が出土しており、当時の遺跡の環境や生活を推測する研究が行われています。また、弥生時代は日本で養蚕(ようさん)が始まった時代でもあり、人と虫との新しい関係が始まった時代でもありました。 
 本企画展では、各地の弥生時代の遺跡で出土した虫に関する資料、虫を象(かたど)った祭祀具(さいしぐ)、弥生時代の絹製品を展示し、人と虫との多様な関わりについて紹介します。 
 この機会に皆様の御来館をお待ちしています。

2025②企画展「弥生人といきもの2025_虫のおしらせ」HP用チラシデータ(表面).pdf
企画展「弥生人といきもの2025 虫のおしらせ」チラシ [PDFファイル/2.5MB]

【みどころ】

◆重要文化財に指定されている朝日遺跡出土品や、唐古・鍵(からこ・かぎ)遺跡(奈良県)を始め、各地の弥生時代の遺跡から出土した資料から、稲作農耕社会では必須であった害虫対策の様子を紹介します。

◆2023年に発表された、纒向(まきむく)遺跡(奈良県)出土のチャバネゴキブリ破片を展示します。従来、江戸時代に渡来した外来種とされてきた本種が、日本原産である可能性をも示唆する資料であり、生物学上においても大変重要な資料です。

◆出土した昆虫破片から当時の遺跡の環境がどう読み解けるのか、主に朝日遺跡での出土例から紹介します。

◆日本最古と考えられる絹片が付着した有田遺跡(福岡県)出土の細形銅戈(ほそがたどうか)を始め、弥生時代から古墳時代初期の貴重な絹製品を展示します。

1 企画展​「弥生人といきもの2025 虫のおしらせ」​

(1)会期
   2025年7月19日(土曜日)から9月15日(月曜日・祝日)まで
   休館日:毎週月曜日
  (※7月21日(月曜日・振休)、8月11日(月曜日・祝日)、9月15日(月曜日・祝日)​は開館し、7月22日(火曜日)、​8月12日(火曜日)、9月16日(火曜日)は休館します。)

(2)開館時間
    午前9時30分から午後5時まで

(3)会場
   あいち朝日遺跡ミュージアム本館(企画展示室)
   (愛知県清須市朝日貝塚1番地)

(4)観覧料
    一般 300円(250円)、大学生・高校生 200円(150円) 
   ※( )内は20名以上の団体料金(要事前申込み)。
   ※学校行事(高校以下)とその引率者、中学生以下、障がい者の方及びその付添いの方(1名まで)は無料。
   ※常設展も観覧できます。​

(5)主な展示品
   以下のとおり
    主な展示品(虫のおしらせ) [PDFファイル/475KB]

2 関連講演会

(1)講演会「ムシが語るヒトの歴史-縄文時代から明治まで」

ア 日時
  2025年8月9日(土曜日)午後1時30分から午後3時まで

イ 場所
  あいち朝日遺跡ミュージアム 本館(研修室)

ウ 内容
 朝日遺跡が、どのような場所でどのようなプロセスを経て成立したか。 朝日遺跡に30万匹の糞虫(ふんちゅう)がいたのは本当か?家康と戦った本證寺(ほんしょうじ)にいたムシや、わが国に最初に鉄道が走った高輪築堤跡(たかなわちくていあと)から見つかった死番虫(しばんむし)は何を語るのか。日本の様々な時代をムシから探る講演会です。 

エ 講師
  森 勇一(もり ゆういち)氏(東海シニア自然大学)

オ 参加費
  無料

カ 定員
  50人(要事前申込み)

キ 申込方法
 あいち朝日遺跡ミュージアム公式Webサイト(https://aichi-asahi.jp/)の応募フォーム又はミュージアム窓口にてお申し込みください。

ク 申込期間
   2025年6月19日(木曜日)から7月27日(日曜日)まで
 ※申込多数の場合は抽選とします。抽選の有無に関わらず、参加いただける方にはメール等で8月1日(金曜日)までに連絡します。​

(2)講座ヒストリーカフェ「弥生人のとなりにいた虫」

ア 日時
  2025年9月13日(土曜日)午後1時30分から午後2時30分まで

イ 場所
  あいち朝日遺跡ミュージアム 本館(研修室)

ウ 内容
 絵画銅鐸など、ごく僅かな例を除き、弥生人が虫を表現した資料はほとんどありません。しかし、日本各地の遺跡から出土した資料は、弥生人 と“虫たち”の間に切っても切れない関係があったことを示しています。今回の展示資料から、どのような関係が見えるのか御紹介します。 ​

エ 講師
   田中 恵美(たなか えみ)(あいち朝日遺跡ミュージアム学芸員)

オ 参加費
   無料

カ 定員
   25人(要事前申込み)

キ 申込方法
 あいち朝日遺跡ミュージアム公式Webサイト(https://aichi-asahi.jp/)の応募フォーム又はミュージアム窓口にてお申し込みください。

ク 申込期間
   2025年6月19日(木曜日)から8月31日(日曜日)まで
 ※申込多数の場合は抽選とします。抽選の有無に関わらず、参加いただける方にはメール等で9月5日(金曜日)までに連絡します。​

3 関連イベント

(1)​古代体験プログラム

ア 日時
   2025年7月5日(土曜日)から9月28日(日曜日)までの土曜日・日曜日・祝日
   午後3時から(各日1回開催)

イ 場所
   あいち朝日遺跡ミュージアム 本館(体験学習室)

ウ 内容
・7月 高坏(たかつき)づくり(所要時間60分、教材費450円)
・8月 繭玉(まゆだま)で造花をつくろう(所要時間45分、教材費150円)
・9月 鹿角(ろっかく)で釣針づくり(所要時間60分、教材費50円)​

エ 定員
  各回先着10人

オ 申込方法
   当日、ミュージアム窓口にてお申し込みください。(事前予約はできません。)

(2)探検ブック「虫博士をめざせ!」の配布

 本企画展の会期中、中学生以下の来館者に、展示内容から正解を探すクイズを載せた探検ブック「虫博士をめざせ!」を無料配布します。

4 施設へのアクセス

(公共交通機関)
・最寄り駅 名鉄名古屋本線 新清洲駅より徒歩約22分
        東海交通事業城北線 尾張星の宮駅より徒歩約9分
(お車での来館)
・施設駐車場の数には限りがあります。
・駐車場が満車の場合、清洲公園駐車場に駐車できます(午後5時45分まで)。​

5 問合せ先

あいち朝日遺跡ミュージアム(指定管理者:朝日遺跡ミュージアム共同事業体)
住所:〒452-0932 愛知県清須市朝日貝塚1番地
電話:052-409-1467(休館日除く 午前9時30分から午後5時まで)
メール:asahi-site-museum@pref.aichi.lg.jp
公式Webサイト:https://aichi-asahi.jp/​

このページに関する問合せ先

愛知県県民文化局文化部文化芸術課文化財室
管理グループ
電話:052-954-6782
メール:bunkazai@pref.aichi.lg.jp

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