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【知事会見】☆愛・地球博20祭☆「地球大交流フェスタ」を開催します!!
愛知県では、2005年に開催された愛知万博から2025年で20年となることから、2025年3月25日(火曜日)から9月25日(木曜日)までの185日間、愛・地球博記念公園(長久手市)において、愛知万博20周年記念事業「愛・地球博20祭」を実施しています。
愛知万博では、当時、国内の国際博覧会としては最大となる121か国・4国際機関が参加し、人類が直面する地球規模の課題を解決するための方向性と人類の生き方を発信するという目的のもと、様々な催事が行われ、また、パビリオンでは、世界各国の歴史や文化、風土などが紹介されました。
さらに、県内の市町村を公式参加国のホームシティ・ホームタウンと位置づけ、地域を上げたホスピタリティあふれる参加国の受け入れや、草の根の交流を含め幅広い国際交流を推進する「一市町村一国フレンドシップ事業」が実施されました。
愛・地球博20祭では、こうした国際交流の理念や成果を継承するため、世界の歴史や文化などを楽しみながら学ぶとともに、地球規模の課題の解決について考えるイベント「地球大交流フェスタ」を7月に開催します。
グルメあり、体験あり、学びありと、子どもから大人まで様々な世代の方にお楽しみいただけるイベントになりますので、是非、会場にお越しください。
※詳細な情報は公式Webサイトを御覧ください。
URL: https://aichiexpo20th.org/events/chikyudaikoryu.html
※原則、入場無料、一部ワークショップは有料となります。また、一部のフォーラムやワークショップは公式Webサイトからの予約が必要となります。
「地球大交流フェスタ」デザインのモリゾー・キッコロ
1 開催日時
2025年7月5日(土曜日)、6日(日曜日)、12日(土曜日)、13日(日曜日)
※「100村パネル展」は7月12日(土曜日)から21日(月曜日・祝)まで
午前10時から午後5時まで ※雨天決行・荒天中止
2 会場
愛・地球博記念公園(愛知県長久手市茨ケ廻間乙1533-1)
3 イベント内容
(1)7月5日(土曜日)・6日(日曜日)の開催内容
<大芝生広場>
ア 世界の音楽と食の広場 Global Rhythms & Food Plaza(グローバルリズムス&フードプラザ)
世界の民族音楽や舞踏を披露するステージイベントや、世界のグルメを味わうことができるキッチンカーの出店を行います。
・世界の民族音楽や舞踊を披露
例:ペルーやイタリアの伝統音楽、マオリ民族の伝統文化の披露など
・世界の様々な料理を提供するキッチンカー(約20店舗)の出店
例:ハワイで大人気の定番グルメ「ガーリックシュリンプ」
マオリ民族の伝統文化の披露
ガーリックシュリンプ(イメージ)
イ 世界の街角 Corners of the World(コーナーズオブザワールド)
県内市町の国際交流協会が「一市町村一国フレンドシップ事業」や姉妹都市に関する展示・ワークショップなど行うブースや、イケア・ジャパン株式会社によるスウェーデン文化の紹介ブース、独立行政法人国際協力機構(JICA(ジャイカ))の協力のもとエシカル消費に関するマルシェなどが出展されます。また、ユネスコ無形文化遺産であるタイの水かけ遊び「ソンクラーン」なども実施します。
・「一市町村一国フレンドシップ事業」や姉妹都市に関する展示・ワークショップ
・イケア・ジャパン株式会社によるオリジナルダーラナホース(スウェーデンの伝統工芸品で幸せを運ぶ馬として親しまれている)を段ボールで作るワークショップ
ウ 愛知県・ビクトリア州・江蘇省友好提携45周年記念事業
※ 詳細は、愛知県公式 Web サイト(https://www.pref.aichi.jp/soshiki/kokusai/45anniversary-relationship.html)を御覧ください。
オープニングセレモニー及び両州省紹介ステージ
日時:7月5日(土曜日) 午前10時~午前11時
場所:大芝生広場 特設ステージ
出席者:知事、県議会議長、ビクトリア州政府駐日代表、在名古屋中国総領事館総領事、江蘇省駐日本経済貿易代表処
次 第:午前10時~午前10時20分 セレモニー(知事挨拶等)
午前10時20分~午前10時40分 オーストラリアの先住民アボリジニの管楽器「ディジュリドゥ」の演奏
午前10時40分~午前11時 中国の伝統的な弦楽器「二胡」の演奏
※ 内容については、変更になる可能性があります。
エ あいち伝統芸能はじめてフェス2025(7月6日(日曜日)のみ)
愛知県が誇る様々な伝統芸能が愛・地球博記念公園に集合します。ステージでは、南山大学名誉教授の安田文吉先生に伝統芸能を分かりやすく解説いただきながら、和太鼓や尾張万歳など様々な伝統芸能の実演を行います。また、ワークショップでは、伝統芸能で使われる楽器や伝統工芸を体験できます。
※ 詳細は、愛知県公式 Web サイト(https://www.pref.aichi.jp/press-release/dentougeinoufes2025.html)を御覧ください。
<地球市民交流センター>
ア 世界交流広場 The World Exchange Plaza(ザワールドエクスチェンジプラザ)
フィリピン山岳地域の先住民による演劇
マチュピチュとアンデス文明展・民族衣装体験
イ こども地球村~国連こども環境ポスター展&ワークショップ~
世界の小学生らが地球への想いを描いたポスター(国連子ども環境ポスター)の展示と、それらのポスターを見た子どもたちが、様々な人々が生活するまち「地球村」を想像し、自然素材を使って形にするワークショップを開催します。子どもたちが主体的に意見やアイデアを出し合い、自分たちで自然環境を重視したまちづくりに挑戦します。
ウ 特別企画「人類史的視点からの未来共想」(7月6日(日曜日)のみ:要事前申込)
第一部:先住民族の叙事詩的世界
映画「ゴールデンカムイ」のヒロイン・アシリパの大叔父として出演し、アイヌ語・文化監修も担当した秋辺デボ氏などが出演。
第二部:対談「地球大交流:グレートジャーニー 山極壽一&関野吉晴」
ゴリラ研究の世界的権威で霊長類学・人類学者の山極壽一氏(総合地球環境学研究所長)と、南米からアフリカまで人力のみで辿った探検家・医師である関野吉晴氏(武蔵野美術大学名誉教授)による対談。
第三部:未来共想フォーラム4「地球的課題とレジリエンス~先住民族からの視点をふまえて~」
自然災害と感染症など地球的課題に直面する人類が、これからどのような方向に進むべきかについて、先住民族の観点を含め議論します。
<地球大交流クイズラリー>
7月5日(土曜日)及び6日(日曜日)は、大芝生広場及び地球市民交流センターの両会場に設置されるパネルに書かれたクイズに答えると、オリジナルのカトラリーセット(スプーンとフォークのセット)をプレゼントします。
※ 各日300個配布予定、先着順
(2)7月12日(土曜日)・13日(日曜日)の開催内容
<地球市民交流センター>
〇 「もし100」ディスカバリーラボ(ア~ウ:要事前申込)
ア 書籍「世界がもし100人の村だったら」の編著者である池田香代子氏によるトークショーを開催します。発刊当時を知る親世代から子どもたちの世代へ、未来のためにどう生きるかを投げかけ、ともに答えを導き出す機会をつくります。
開催日時:7月12日(土曜日) 午前11時から(受付は午前10時45分から)
会 場:体験学習室2
イ カードゲーム等を通して、多様性や格差など世界の現状を理解し、グローバルな視点を身に付けるワークショップを開催します。
開催日時:7月12日(土曜日) 午後2時から(受付は午後1時45分から)
7月13日(日曜日) 午前11時から(受付は午前10時45分から)
会 場:体験学習室2
ウ クイズや体験を通して、衣服の生産・廃棄の背景にある環境や人権の問題を学びながら、新しい服を買わなくても楽しめる自分らしいファッションの選び方や行動を考えるワークショップを開催します。
開催日時:7月13日(日曜日) 午後2時から(受付は午後1時45分から)
会 場:体験学習室2
エ 「100村パネル展」と題し、「世界がもし100人の村だったら」の内容を2025年版にアップデートしたパネルや、「世界がもし100人の村だったら」の理念を継承する方々の声、多様性・こどもたちへのメッセージをまとめたパネルを展示します。来場者は「100村」の一員であることを認識でき、「いまからできること」「これからやりたいこと」「わたしはこうなりたい」を考えるきっかけを提供します。
開催日時:7月12日(土曜日)~21日(月曜日・祝) 午前10時から午後5時まで
会 場:体験学習室3
<『世界がもし100人の村だったら』と池田香代子氏について>
インターネットの普及で情報の伝達が地球規模で加速していた21世紀初頭、少しずつ形を変えて世界各地へ広がっていた「100人の村」に関するメールがありました。これを「ネット・ロア=インターネット・フォークロア(民話)」と捉えた池田香代子氏は、2001年9月11日に起きたアメリカ同時多発テロ事件をうけ、世界人口を100人の村に縮めて、人種や経済、宗教などの「ちがい」を子どもたちにもわかりやすい絵本仕立てにした『世界がもし100人の村だったら』を出版し、注目を集めました。編著者である池田氏はドイツ文学者・エッセイストであり、『ソフィーの世界』『夜と霧』やグリム作品の翻訳を手掛けるなど海外の文化・社会を日本の子どもたちへ伝えつなぐ仕事をされてきました。
『世界がもし100人の村だったら』は、印税を難民支援など平和活動に投じたことでも大きな話題となりました。
©マガジンハウス
「地球大交流フェスタ」キービジュアル
4 取材
取材申込を希望される場合、別紙「取材・撮影申込書」に必要事項を記入し、原則、取材希望日の一週間前までに、以下「申込先」に電子メールで御提出ください。
【申込先】
愛知万博20周年記念事業実行委員会事務局
<メール>banpaku20th@pref.aichi.lg.jp
5 同時開催イベント
「地球大交流フェスタ」の開催期間中、会場では以下のイベントが開催されます。
○ あいち多文化共生タウンミーティング&ダンスワークショップ
主 催:愛知県多文化共生推進室、愛知県芸術劇場(公益財団法人愛知県文化振興事業団)
開催日時:7月12日(土曜日)午前10時から午後0時30分まで
開催場所:地球市民交流センター体験学習室1
前半では、県内の外国人キーパーソンの方々にお集まりいただき、国際交流や 防災等をテーマに意見交換をします。後半では国籍を問わず参加できる親子のダンスワークショップを開催し、みんなで楽しみます。
※ 詳細は、愛知県公式Webサイト(https://www.pref.aichi.jp/soshiki/tabunka/townmeeting2025.html)を御覧ください。
○ あいち国際女性映画祭2025 プレイベント
主 催:公益財団法人あいち男女共同参画財団、あいち国際女性映画祭2025運営委員会
開催日時:2025年7月13日(日曜日)午前10時から午後5時まで
開催場所:地球市民交流センター体験学習室1
今年30回を迎える「あいち国際女性映画祭」のあゆみをパネル展示するとともに、9月11日(木曜日)から9月15日(月曜日・祝)までウィルあいち等で開催される映画祭の見どころを紹介します。
このページに関する問合せ先
企画課 愛知万博20周年記念事業推進室
催事グループ
〒460-8501 名古屋市中区三の丸三丁目1番2号
Tel:052-954-6027(催事グループ)
メール:banpaku20th@pref.aichi.lg.jp