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【知事会見】熱中症対策啓発キャラクターを使用したクーリングシェルター啓発用のぼり旗とポスターを作成しました!
2024年4月1日に気候変動適応法が改正され、市町村による指定暑熱避難施設(以下「クーリングシェルター」という。)の指定など、熱中症予防を強化するための仕組みが創設されました。
愛知県内では、誰もが利用できる暑さをしのげる施設として、公民館などの公共施設のほか、ショッピングセンターや郵便局など1,604施設(2025年6月1日時点)がクーリングシェルターに指定されています。
この度、愛知県ではクーリングシェルターについて県民の皆様に知ってもらうため、県独自のキャラクター「すずみーな」を用いた県内統一デザインの「のぼり旗」と「ポスター」を作成しました。
「すずみーな」のデザイナーには、企業のCMキャラクターのデザインなどを手掛けるイラストレーター・天明(てんみょう)幸子(さちこ)氏を起用しました。
今年の夏も暑くなることが予想されています。「すずみーな」を目印に、皆様のお近くにあるクーリングシェルターを探してみてください!
1 クーリングシェルター掲出用「のぼり旗」及び「ポスター」について
クーリングシェルターの指定は、県内市町村が地域の状況に応じて進めており、6月1日時点では県内1,604施設がクーリングシェルターに指定されています。
県民の皆様にクーリングシェルターの場所を知っていただけるよう、県内統一デザインの「のぼり旗」と「ポスター」を作成し、県内市町村が指定する全てのクーリングシェルターに配布する予定としています。
のぼり旗(2種)
ポスター(2種)
2 熱中症対策啓発キャラクター「すずみーな」のデザインについて
愛知県の鳥「コノハズク」をモチーフにした妖精です。「暑い時にひと休み」することを呼び掛ける愛らしいキャラクターとなっています。
「すずみーな」は、森で汲んだきれいな湧水の入った赤い水筒を肩にかけ、日向を歩くときはお花を日傘代わりにして歩くなど、熱中症対策を意識しながら毎日を楽しく過ごしています。
今後は県が実施するイベント等でのクーリングシェルターや熱中症対策の啓発に加え、市町村による啓発でも利用をお願いしてまいります。
ひまわりすずみーな おすわりすずみーな とんでるすずみーな
水分補給すずみーな 汗かきすずみーな
◆「すずみーな」作者プロフィール
天明 幸子(てんみょう さちこ)氏 イラストレーター。 1993年より広告・出版・キャラクターデザインなどを中心に活動。 「損保ジャパン ジャパンダ」「サントリー グリーンダ・カ・ラちゃん&ムギちゃん」キャラクターや 「モスバーガー」のCMイラストを担当するほか、絵本 「みんなであそぶひ」、「へんしん!!かわむき」、 「おててをぽん」&「ちちんぱいぱい」(作:ささがわいさむ氏)、イラスト集「しやわせかもしれない」などを出版している。 神戸芸術工科大学非常勤講師。東京イラストレーターズ・ソサエティ会員。 <作者コメント> 「すずみーな」が愛されることで、一人でも多くの方々が熱中症対策に心を配り、暑い季節でも幸せで、健やかに過ごしていただきたいという想いを込めています。 |
参考
指定暑熱避難施設(クーリングシェルター)について
指定暑熱避難施設(クーリングシェルター)とは、気候変動適応法に基づいて、適当な冷房設備を有する等の要件を満たす施設を、誰もが利用できる暑さをしのげる施設として、市町村長が指定した施設のことです。
ショッピングセンター等の民間施設を指定する場合は、市町村と協定書を締結し、開放可能日等を決めることとなっています。
なお、クーリングシェルターは、熱中症特別警戒情報(熱中症特別警戒アラート)が発表されたときに、あらかじめ公表している開放可能日等(開放することができる日及び時間帯)において開放することとなっています。
熱中症特別警戒情報(熱中症特別警戒アラート)の発表時以外にも、暑い時期において、一般に開放しているクーリングシェルターも多くあります。
県内におけるクーリングシェルターの設置状況や開放の状況は、以下の愛知県のWebサイトに掲載した市町村リンクから、確認することができます。 https://www.pref.aichi.jp/site/kankyo/cooling-shelter.html |
このページに関する問合せ先
愛知県環境局地球温暖化対策課
調整・企画グループ
電話:052-954-6213
メール:ondanka@pref.aichi.lg.jp