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愛知県における高病原性鳥インフルエンザ疑似患畜の確認及び第1回愛知県特定家畜伝染病緊急対策会議の開催について
農林水産省、豊橋市同時
愛知県における高病原性鳥インフルエンザ疑似患畜の確認及び第1回愛知県特定家畜伝染病緊急対策会議の開催について
本日、豊橋市の採卵鶏農場において、家畜伝染病である高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜が確認されました(疑い事例については12月4日午後5時30分発表済み。)。
ついては、防疫措置を円滑に実行するため、愛知県特定家畜伝染病緊急対策会議を開催します。
1 発生農場の概要
所在地:豊橋市
飼養状況:採卵鶏 約31万羽
2 経緯
(1)2022年12月4日(日曜日)午前9時10分頃、農場から県東部家畜保健衛生所(豊橋市)へ、飼養する鶏の死亡が増加した旨の通報がありました。
(2)当該家畜保健衛生所の職員が農場に立ち入りし、当該農場に対して、直ちに【1】鶏等の移動の自粛、【2】出入りの際の消毒の徹底及び【3】農場への関係者以外の立ち入り禁止を指示しました。
(3)死亡した鶏等を検体として鳥インフルエンザの簡易検査を実施したところ、陽性であることが判明しました。
(4)これを受け、当該農場を中心とした半径3km以内の区域の農場に対して、鶏等の移動自粛等を要請しました。
(5)簡易検査で陽性となった検体について、県中央家畜保健衛生所(岡崎市)において精密検査を実施したところ、高病原性鳥インフルエンザウイルス遺伝子が検出され、本日(12月5日)、高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜であることが確認されました。
(6)既に、当該農場からの鶏等の移動を制限するとともに、当該農場及びその周囲1km以内の農場の敷地内の消毒等を実施しています。
3 愛知県特定家畜伝染病緊急対策会議の開催
愛知県特定家畜伝染病対策実施要綱に基づき、愛知県特定家畜伝染病緊急対策会議を開催します。
(1)開催日時 2022年12月5日(月曜日) 午前9時から午前9時15分頃まで
(2)場 所 愛知県庁本庁舎 6階 正庁
(3)出 席 者 知事、4副知事、関係局長
(4)議 題
【1】 豊橋市における高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜の確認について
【2】 防疫方針について 他
4 今後の対応
(1)周辺農場への措置
半径3km以内は、鶏等の移動が制限されます(移動制限区域)。
対象農場 14農場 約115万羽(速報値)
半径3~10km以内は、鶏等の搬出が制限されます(搬出制限区域)。
対象農場 26農場 約87万羽(速報値)
(2)野鳥に係るパトロール及び状況調査の実施
環境省が指定する野鳥監視重点区域内(半径10km圏内)における野鳥のパトロールを継続します。
5 その他
(1)我が国の現状においては、鶏肉や鶏卵等を食べることにより、ヒトが鳥インフルエンザウイルスに感染する可能性はないと考えられています。
https://www.fsc.go.jp/sonota/tori/tori_infl_ah7n9.html
(参考 食品安全委員会Webサイト)
(2)現場での取材は、本病のまん延を引き起こすおそれがあること、農家の方のプライバシーを侵害しかねないことなどから厳に慎むよう御協力をお願いいたします。特に、ヘリコプターやドローンを使用しての取材は防疫作業の妨げとなるため、厳にお控えくださるようお願いいたします。
(3)今後も、迅速で正確な情報提供に努めますので、生産者等の関係者や消費者は根拠のない噂などにより混乱することがないよう、御協力をお願いいたします。
このページに関する問合せ先
愛知県特定家畜伝染病防疫部会
担 当 農業水産局畜産課家畜防疫対策室 野田、丸山
ダイヤルイン 052-954-6424