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愛知県における高病原性鳥インフルエンザ疑似患畜の確認(2例目)及び第2回愛知県特定家畜伝染病緊急対策会議の開催について
農林水産省、豊橋市同時
愛知県における高病原性鳥インフルエンザ疑似患畜の確認(2例目)及び第2回愛知県特定家畜伝染病緊急対策会議の開催について
本日、豊橋市の家きん農場において、家畜伝染病である高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜が確認されました(疑い事例については12月7日午後8時30分発表済み。)。
ついては、防疫措置を円滑に実行するため、愛知県特定家畜伝染病緊急対策会議を書面で開催します。
1 発生農場の概要
所在地:豊橋市
飼養状況:あひる(あいがも)約1,000羽
その他疫学関連農場※:豊橋市(1農場、あひる(あいがも)約1,000羽)
合計2農場 約2,000羽
※疫学関連農場:当該農場と同一の管理者等が出入りしている農場のことです。なお、疑似患畜が確認されたことから、疫学関連農場と定義されます。
2 経緯
(1)2022年12月5日(月曜日)に豊橋市において高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜が確認されたことに伴い、当該農場を中心とした半径3km以内の農場について、同日、立ち入りし、臨床検査を実施の上、検体の採材を行いました。
(2)12月7日(水曜日)、1農場でインフルエンザウイルスの血清抗体検査が陽性となったため、再度立ち入りし、簡易検査を実施したところ、陽性であることが判明しました。
(3)簡易検査で陽性となった検体について、県中央家畜保健衛生所(岡崎市)において遺伝子検査を実施したところ、高病原性鳥インフルエンザを疑うウイルス遺伝子が検出されたことから、これらの結果を農林水産省に送付し、本日(12月8日)、高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜であることが確認されました。
(4)なお、今回の農場は移動制限区域内のため、既に鶏等の移動は制限されており、出入りの際の消毒の徹底及び農場への関係者以外の立入禁止の措置が講じられています。
(5)また、当該農場及びその周囲1km以内の農場の敷地内の消毒等を実施しています。
3 愛知県特定家畜伝染病緊急対策会議の開催
愛知県特定家畜伝染病対策実施要綱に基づき、愛知県特定家畜伝染病緊急対策会議を本日書面で開催し、今後の対応方針について決定した上で、その内容について速やかにお知らせします(午前8時30分頃)。
なお、本日午前9時からの局長会議(web開催)の冒頭で、本件について知事から発言があります。その模様は、知事の出席場所である愛知県公館で取材していただけます。
4 今後の対応
(1)周辺農場への措置
周辺農場への措置
半径3km以内は、鶏等の移動が制限されます(移動制限区域)。
対象農場 14農場 約107万羽(愛知県内:速報値)
半径3~10km以内は、鶏等の搬出が制限されます(搬出制限区域)。
対象農場 25農場 約110万羽(愛知県内:速報値)
5 その他
(1)我が国の現状においては、鶏肉や鶏卵等を食べることにより、ヒトが鳥インフルエンザウイルスに感染する可能性はないと考えられています。
https://www.fsc.go.jp/sonota/tori/tori_infl_ah7n9.html
(参考 食品安全委員会Webサイト)
(2)現場での取材は、本病のまん延を引き起こすおそれがあること、農家の方のプライバシーを侵害しかねないことなどから厳に慎むよう御協力をお願いいたします。特に、ヘリコプターやドローンを使用しての取材は防疫作業の妨げとなるため、厳にお控えくださるようお願いいたします。
(3)今後も、迅速で正確な情報提供に努めますので、生産者等の関係者や消費者は根拠のない噂などにより混乱することがないよう、御協力をお願いいたします。
このページに関する問合せ先
愛知県特定家畜伝染病防疫部会
担 当 農業水産局畜産課家畜防疫対策室 野田、丸山
ダイヤルイン 052-954-6425