本文
愛知県立いなざわ特別支援学校及び稲沢緑風館高等学校の校舎整備について
愛知県立いなざわ特別支援学校及び稲沢緑風館高等学校の校舎整備について
愛知県教育委員会では、現在、県立いなざわ特別支援学校の教室不足に伴う校舎増築整備を進めていますが、校地の周辺に埋蔵文化財包蔵地※が所在することから試掘調査を行いました。また、稲沢、稲沢東、尾西高等学校の3校を統合して開校した県立稲沢緑風館高等学校の校舎増築整備を進めていますが、校舎建築予定地が埋蔵文化財包蔵地に当たることから、同様に試掘調査を行いました。
試掘調査の結果、弥生時代から中世・近世の遺構・遺物が出土したため、整備工事の着工前に埋蔵文化財の記録保存を行うための本格的な調査が必要となり、校舎の供用開始時期が当初計画から遅れることとなりましたのでお知らせします。
※埋蔵文化財包蔵地:埋蔵文化財(土器、石器などの遺物や住居跡などの遺構)を包蔵する土地
1 校舎供用開始時期
整備校・整備する校舎 |
整備内容 |
供用開始時期 |
|
当初計画 |
変更計画 |
||
いなざわ特別支援学校 普通教室棟 |
鉄骨造3階、渡り廊下1,928平方メートル 普通教室20室、職員室1室、多目的教室1室、生徒更衣室2室、昇降口 |
2025年9月 |
2026年4月 |
稲沢緑風館高等学校 普通教室棟 |
鉄骨造3階、渡り廊下1,638平方メートル 普通教室12室、多目的教室1室、昇降口 |
2026年4月 |
2026年9月 |
2 校舎の整備スケジュール(予定)
(1) いなざわ特別支援学校
(2) 稲沢緑風館高等学校
3 校舎等の配置図(網掛けは埋蔵文化財包蔵地(試掘時点))
(1) いなざわ特別支援学校
(2) 稲沢緑風館高等学校
4 試掘調査で出土した遺物の一例
(1) いなざわ特別支援学校
弥生~室町時代
(2) 稲沢緑風館高等学校
弥生~鎌倉時代
参 考
【いなざわ特別支援学校】の概要
一宮東特別支援学校と佐織特別支援学校の教室不足解消のため、2014年度に開校した知的障害特別支援学校。
【稲沢緑風館高等学校】の概要
「県立高等学校再編将来構想」に基づく稲沢、稲沢東、尾西高校の3校の統合に伴い、2023年4月に稲沢緑風館高等学校として稲沢高校の校地に開校。
このページに関する問合せ先
愛知県教育委員会財務施設課
整備第一、第二グループ
担当:井手、清水、高嶋
電話:052‐954‐6765
メール:zaimusisetsu@pref.aichi.lg.jp