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新城市で捕獲されたツキノワグマについて
本日(10月29日(水曜日))午前、新城市内の山林で、有害鳥獣捕獲を目的としたニホンジカ・イノシシ用のわなにツキノワグマがかかっているのが確認されました。
このツキノワグマについて、放獣又は引渡しの検討をしましたが、安全確保を最優先するために、午後、新城市が地元猟友会に依頼して殺処分しました。
1 経緯
2025年10月29日(水曜日)
〇午前8時頃
わなの設置者が、有害鳥獣捕獲を目的としたニホンジカ・イノシシ用のわな(くくりわな※)にツキノワグマがかかっているのを確認した。
〇午前10時30分頃
わなの設置者から連絡を受け、新城市職員が現場の状況を確認したところ、クマが興奮状態にあり、くくりわなのワイヤーが消耗する可能性があった(新城市は、直ちに放獣又は引渡しを検討)。
〇午後3時頃
新城市職員、新城警察署警察官、県職員、わなの設置者及び地元猟友会が、再度、現場の状況を確認したところ、くくりわなのワイヤーが消耗し、わなが外れる危険性が認められた。
〇午後3時10分頃
速やかな対応が必要と判断し、新城市が地元猟友会に依頼して殺処分を行った。
※ワイヤーなどで作った輪によって獲物の足などをくくり捕らえるわな
2 捕獲が確認された場所
新城市池場(いけば)地内
3 捕獲個体
ツキノワグマ1頭(成獣のオス、年齢不明、全長110cm、推定体重65kg)
参考
このページに関する問合せ先
愛知県環境局環境政策部自然環境課
野生生物・鳥獣グループ
担当:飛田、中村
電話:052-954-6230
内線:3068、3064
メール:shizen@pref.aichi.lg.jp

