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「愛知県消防広域化推進計画」を変更しました
災害や事故の多様化及び大規模化、都市構造の複雑化、住民ニーズの多様化等の消防を取り巻く環境の変化に的確に対応していくためには、消防体制を一層充実し、消防力を強化していく必要があります。
愛知県では、消防組織法に基づき、消防体制の充実強化を目的として、「愛知県消防広域化推進計画」を2008年3月に策定し、自主的な市町村の消防の広域化を推進しています。
この度、計画策定後の広域化に向けた県内市町村の動向や、国の「市町村の消防の広域化に関する基本指針」の一部改正等を踏まえ、計画の変更を行いました。
1 計画の趣旨
消防体制の充実強化を目的として自主的な市町村消防の広域化を計画的かつ円滑に推進する。
2 計画変更のポイント
広域化に向けた県内市町村の動向を踏まえた変更
広域化対象市町村の組合せ(変更)
・名古屋市、瀬戸市、尾張旭市及び海部地域(※)については、2025年4月から指令の共同運用を予定していることから、一つの圏域とする。
※津島市、愛西市、弥富市、あま市、大治町、蟹江町及び飛島村
長期的展望による広域化対象市町村の組合せ(新規)
・名古屋市の次期消防指令センターの更新時期(2040年頃)を見据え、尾張地域の消防本部間で消防指令業務に係る意見交換等が行われていることから、指令の共同運用に向けた検討が進んだ場合の10年後から20年後の長期的展望として、尾張地域全体を一つの圏域とする。
・三河地域の市町村においても、消防指令センターの更新時期を見据えて、指令の共同運用や、より大きな圏域での広域化について検討することが考えられる。
基本指針の改正を踏まえた変更
中心消防本部の設定(新規)
・地域の核となり広域化の検討を主導する消防本部として、名古屋市消防局を「中心消防本部」と定める。
消防の連携・協力の推進(新規)
・「指令の共同運用」や「消防用車両の共同整備」など、連携・協力に向けた具体的な協議を行っている地域及び既に連携・協力を実施している地域を連携・協力対象市町村と定める。
3 計画変更の経緯
年月日 | 内容 |
---|---|
2024年12月26日 | 計画の変更に係る素案の公表 |
2024年12月26日から 2025年1月24日まで |
素案に対するパブリックコメントの実施 |
2025年3月5日から 3月18日まで |
市町村長宛て消防組織法に基づく意見照会の実施 |
2025年3月28日 | 「愛知県消防広域化推進計画」の変更 |
4 変更後の計画
このページに関する問合せ先
愛知県防災安全局防災部消防保安課
消防・広域化グループ
担当:杉田、原田
電話:052-954-6195
内線:2520、2525
メール:shobohoan@pref.aichi.lg.jp