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愛知県立小牧工科高等学校における燃料電池自動車の点検・整備実習に関する講座の実施について
愛知県立小牧工科高等学校における燃料電池自動車の点検・整備実習に関する講座の実施について
愛知県では、2030年度までに燃料電池商用車7,000台の導入を目標に掲げ、水素社会の実現に向けた取組を進めています。
この度、社会と工業の発展に貢献できる、創造性豊かな実践力を身に付けた人材の育成に取り組む愛知県立小牧工科高等学校において、有志の生徒が燃料電池自動車の整備等の体験を通じて得た学びを他の生徒に共有するため、生徒自身が燃料電池自動車の整備等の解説や実演講習を行う講座を授業の一環として実施します。
また、関連事業に携わる外部講師による講座を組み合わせることで、様々な視点から学びの機会を提供します。
将来の自動車産業の担い手となる、生徒による整備等の取組について、是非御取材ください。
1 実施日
2025年12月15日(月曜日)
2 場所
愛知県立小牧工科高等学校(愛知県小牧市久保一色3737-1)
3 対象
愛知県立小牧工科高等学校 自動車科2年生 約30名
4 実施内容及びスケジュール
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時間 |
内容 |
講師 |
場所 |
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12時30分 ~13時20分 (4限目) |
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自動車科長 水沼俊
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1階シャシ室 |
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13時30分 ~14時20分 (5限目) |
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主査 土本和範
代表取締役 位田幸司
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4階製図実習室 |
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14時30分 ~15時20分 (6限目) |
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Mid-Size Vehicle Company MS統括部
校長 山口健 |
4階製図実習室
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5 取材について
校内における安全確保の都合上、小牧工科高等学校へ連絡する必要がありますので、当日取材を希望される場合は、報道機関名、取材者(代表者氏名)、連絡先(電話番号)、TVカメラの有無及び人数を、「取材連絡票」に記載の上、12月10日(水曜日)正午までに、メールで県水素社会実装推進課(suiso@pref.aichi.lg.jp)へ御連絡ください。
なお、6限目の講義につきましては、冒頭5分程度のみ取材可能とさせていただきますので、指示がありましたら退室をお願いいたします。
※当日は同校1階事務室前にて受付を行います。
※安全確保の観点から、取材場所の制限等を行う場合がありますので御了承ください。
【参考】
1 本講座の特長
燃料電池自動車(FCV)には、液体燃料ではなく高圧の水素ガスを充填しています。そのため、FCVの整備に当たっては自動車の整備に関する知識に加え、高圧ガスに関する知識や経験が不可欠です。そこで2025年8月に自動車整備業と水素ステーションの両方を経営する(有)位田モータース様に協力いただき、試験的に、有志の生徒3名に対して、FCVの整備指導を行いました。今回、その指導を受けた生徒が講師となり講習を行うことで、自らの学びの振り返りや他の生徒への学びの共有を図ります。
また、外部講師として(有)位田モータースに加え、FCVを製造するトヨタ自動車(株)や、水素の社会実装を推進する愛知県がそれぞれの取組について紹介することで、FCVの整備やモビリティ分野での水素等に関する理解度を高めます。
2 FCVの整備の様子

MIRAIをリフトアップした様子 充填口から水素漏れがないか確認する様子

タンクの点検のため部品を取り外す様子 タンクから水素漏れがないか確認する様子
このページに関する問合せ先
愛知県経済産業局水素社会実装推進課
水素企画グループ
担当:松永、土本、三宅
電話:052-954-7416
内線:4546、3433
メール:suiso@pref.aichi.lg.jp

