ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 ホーム > 組織からさがす > 企画課 > 【知事会見】☆愛・地球博20祭☆ 「サステナブル芸術祭」企画第2弾 「地球を楽しむアカデミア」を開校します!

本文

【知事会見】☆愛・地球博20祭☆ 「サステナブル芸術祭」企画第2弾 「地球を楽しむアカデミア」を開校します!

ページID:0583712 掲載日:2025年4月30日更新 印刷ページ表示

 愛知県では、2005年に開催された愛知万博から2025年で20年となることから、2025年3月25日(火曜日)から9月25日(木曜日)までの185日間、愛・地球博記念公園(長久手市)において、愛知万博20周年記念事業「愛・地球博20祭」を実施しています。

 愛知万博のメインテーマであった「自然の叡智」について、より多くの方に触れていただくため、映画監督の堤(つつみ)幸彦(ゆきひこ)氏の協力のもと、会期を通じて芸術をテーマに持続可能性について考える「サステナブル芸術祭」を開催しています。

 この芸術祭は「地球を楽しむ」をキーワードに、「地球の楽しみ方」を映像で表現した作品を募集・公開する「地球を楽しむ芸術祭」、著名なクリエイターを講師として「地球」をテーマとしたアート作品の制作に挑戦するオンライン講座「地球を楽しむアカデミア」、会期を通じて制作した作品を愛・地球博記念公園で披露する「地球を楽しむアートフェス」の3つの企画で構成されるアートプロジェクトです(第1弾については、2025年3月24日発表済み。)。

 この度、「サステナブル芸術祭」の企画第2弾である「地球を楽しむアカデミア」を開校し、本日より講座の配信を開始しますので、お知らせします。

 アートのプロフェッショナル達による充実の講座を無料で手軽に体験できますので、是非、御視聴ください。

「サステナブル芸術祭」特設サイト(https://expo20th-enjoyearth.jp/

「サステナブル芸術祭」デザインのモリゾー・キッコロ
「サステナブル芸術祭」デザインのモリゾー・キッコロ

1 「地球を楽しむアカデミア」の講座概要

(1) 映像コース【講師:堤幸彦氏(映画監督)】

 堤氏の映画の撮影に携わっているクルーの「堤組(つつみぐみ)」が、「地球」をテーマにした堤氏の書き下ろしによるオリジナルの短編ドラマを制作する様子をオンラインで配信します。講座は全3回で構成され、第1回は開校式として堤氏によるドラマの制作方針等の説明や出演者のオーディションの様子を配信します。

 堤組の表現方法や編集方法を通して映画がどのようにして作られるのかを体感し、映像でメッセージを伝えるための技法を学ぶことができます。

<全3回の講座構成>

第1回:開校式・出演者オーディション等
第2回:ドラマ撮影
第3回:ドラマ編集
※ 制作された短編ドラマは、企画第3弾となる「地球を楽しむアートフェス」の会場で上映予定。

(2) 身体表現コース【講師:生島翔(いくしま しょう)氏(俳優・振付家)】

​ 「ボディーオーケストラ―自然と踊る―」を主題とし、日常に当たり前にあるモノを身体で表現することを通して、自分達が地球の一部であるという事を学びます。

 生島氏による解説と実演等により、老若男女が参加するダンスチームが、講師のリードにより1つの身体表現作品をつくりあげていく内容となっています。

2回目以降も毎回異なるテーマで身体表現に挑戦する様子を配信する予定です。

<全3回のテーマ>
第1回:「水」、第2回:「土」、第3回:「空」

(3) アートコース【講師:玉田多紀(たまだ たき)氏(造形作家)・加治聖哉(かじ せいや)氏(アーティスト)】

​​ 上述の2コースに加え、古紙ダンボールを使った作品を手掛ける玉田氏と、廃材を用い原寸大の動物を創る加治氏を講師として、対面でのワークショップ形式でアート作品の制作に挑戦する「アートコース」を実施予定です。

※ 詳細が決まり次第、改めて発表します。

2 受講料

無料(ただし、通信費等は自己負担となります。)

3 今後の配信予定

 映像コース及び身体表現コースの今後の配信予定は以下のとおりです。

配信予定
講座名 回数 配信時期(予定)
映像コース 第2回 6月中旬
第3回 8月中旬
身体表現コース 第2回 7月下旬
第3回 8月下旬

 

(参考1)講師プロフィール

講師プロフィール
堤幸彦氏

堤幸彦(つつみ ゆきひこ)氏(映画監督)

1955年生まれ、愛知県出身。1988年、森田芳光総監督のオムニバス映画『バカヤロー! 私、怒ってます』の「英語がなんだ」 で映画監督デビュー。
<代表作>
テレビ:「金田一少年の事件簿」、「TRICK」「SPEC」シリーズ
映画:「イニシエーション・ラブ」「天空の蜂」(第40回記念報知映画賞・監督賞を受賞)

生島翔氏

生島翔(いくしま しょう)氏(俳優・振付家)

1985年生まれ、東京都出身。15歳で芸術高校に単身渡米、ダンスを始める。ニューヨーク大学卒業後、カッセル州立劇場ソリストになる。京都大学では芸術・文化によるまちづくりを研究。
<代表作>
「Trinity」(企画・振付・出演を担当し、チリの映画祭で6部門受賞)
俳優としてはアメリカやフィリピンなどの海外作品に出演。国内では宮本亜門演出「ヴェローナの二紳士」、原田眞人監督『関ヶ原』他に出演。

玉田多紀氏

玉田多紀(たまだ たき)氏(造形作家)

1983年生まれ、兵庫県出身。多摩美術大学造形表現学部造形学科卒業後、古紙ダンボールのみを使用し、生き物の造形美や性質をユニークに捉えた立体作品を制作。
〈代表作〉
「絶滅危惧種の物語」ウッドワン美術館蔵
大規模個展「造形作家 玉田多紀 ダンボール物語」を全国の美術館で展開中。

加治聖哉氏

加治聖哉(かじ せいや)氏(アーティスト)

1996年生まれ、新潟県村上市出身。公立大学法人長岡造形大学美術工芸学科卒業。大学在学中より多くの地域に作品を提供。
大学卒業後は村上隆のスタジオにて就労、その後廃材を用い原寸大の動物を創るアーティストとして独立。2024年には自身のアトリエである「アトリエsokoso-ko(ソコソーコ)」をオープンした。現在は新潟県長岡市の栃尾地域を拠点に活動中。
<代表作>
「神籬(ひもろぎ)」(人が乗れるアートとしてSNSでも話題)
「廃材水族館」(展示施設に従来の6倍の入場者が訪れる人気スポット)

(参考2)サステナブル芸術祭の構成

企画

内容

第1弾

地球を楽しむ
映像祭
【2025年3月24日発表済み】

堤幸彦監督が提示する30のテーマに沿って、思い思いの「地球の楽しみ方」を映像で表現した作品をWeb上で募集し、特設サイトで公開する。

・募集期間:2025年3月25日(火曜日)から7月31日(木曜日)まで

・公開期間:2025年5月下旬から12月26日(金曜日)まで

第2弾

地球を楽しむ
アカデミア

【今回発表】

著名なクリエイターなどが講師となり、「地球」をテーマとしたアート作品の制作に挑戦するプロジェクト。「映像コース」「身体表現コース」「アートコース」の3つのコースで展開されるグループワークのプロセスをWebで公開する。
(4月下旬から開始予定)

<各講師>

・映像コース:堤幸彦氏(映画監督)

・身体表現コース:生島翔(いくしましょう)氏(ダンサー・振付師)

・アートコース:加治聖哉(かじせいや)氏(芸術家)、玉田多紀(たまだたき)氏(芸術家)

第3弾

地球を楽しむ
アートフェス

「地球を楽しむ映像祭」や「地球を楽しむアカデミア」の作品をはじめ、多彩なアーティストによる作品を展示し、来場者と地球の楽しみ方を共有するイベントを愛・地球博記念公園で開催します。

・開催期間:2025年9月13日(土曜日)から9月25日(木曜日)

このページに関する問合せ先

企画課 愛知万博20周年記念事業推進室 
催事グループ
〒460-8501  名古屋市中区三の丸三丁目1番2号
Tel:052-954-6027(催事グループ)
メール:banpaku20th@pref.aichi.lg.jp