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津島祭礼太鼓

[令和5年11月]

沿革・特徴
 津島市の太鼓づくりの起源は、約1470年前の津島神社の創建に由来するものと思われます。現存する最古の太鼓は、平安時代末期に作られており、現在唯一の太鼓づくりを行っている堀田新五郎商店も27代以上続いています。津島祭礼太鼓の特徴は、牛皮のなめし方にあります。他の多くの産地が、薬品により皮なめしを行うのに対し、堀田新五郎商店では、昔ながらに、室を作り、雑菌発酵により皮なめしを行います。このため、太腹の胴に弾力性のある太鼓皮を貼ることができ、雄大でずしっと響く鳴音が得られます。神社、寺院の儀典用に、また、祭り嚇子用として、多種多様な太鼓が生産されています。

製造工程
 胴作り→太鼓の大きさに応じ原木を切断し、胴の中を刳り貫きます。また外側を削ります。乾燥させ、歌口を仕上げて塗装します。
 革作り→皮をなめして処理します。仮張り、本張りをして鋲を打ち、縁切りをして仕上げます。

主な製品
 胴長太鼓、桶胴太鼓、祭礼用締太鼓、火焔太鼓

製造者

事業所名 代表者 郵便番号 所在地 電話番号 FAX URL
堀田新五郎商店 堀田 新五郎 496-0875 津島市下新田町5-123 0567-26-2412 0567-24-7663 https://www.hottashingoro-taiko.com/

   上記製造者は、掲載の了解を頂いた各事業所について掲載させていただいています。