名古屋和蝋燭
[令和5年11月]
沿革・特徴
和蝋燭は、仏教の伝来とともに中国からその製法が伝えられたといわれています。名古屋へは、17世紀後半に福島県会津地方より伝授されたとされています。
和蝋燭は、櫨(ハゼ)の実を搾った木蝋とい草の芯、和紙を原料としています。植物性のため、洋蝋燭と比べ油煙が極めて少ない、風が吹いても炎が消えにくいなどの特徴があります。
また、灯芯のまわりに何回も塗り重ね太くしていくため、蝋燭の断面は、ちょうど木の年輪のようになっています。
製造工程
い草の芯(灯芯)に和紙で芯巻きをし、芯に棒を差し込みます。蝋つけをして下地ぬり・上地ぬりの後、頭部切り・下部切りをして完成させます。
主な製品
白蝋燭、朱蝋燭、金蝋燭、銀蝋燭
製造者
事業所名 | 代表者 | 郵便番号 | 所在地 | 電話番号 | FAX | URL |
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井筒屋野間商店 | 野間 保彦 | 453-0801 | 名古屋市中村区太閤4-6-3 | 052-452-5889 | 052-452-5889 | http://www.m1.mediacat.ne.jp/~warosoku/ |