三河織物

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三河織物について

沿革

延暦18年(799年)桓武天皇の頃の記「類聚国史」や「日本後記」によれば、崑崙人(インド人と言われている)が愛知県幡豆郡福地村(現在の西尾市)に綿種を持って漂着したことが日本の棉の伝来と言われています。国産木綿がはじめて文献にみえるのは、永正7年(1510年)で興福寺の大乗院に残っている「永正年中記」に年貢180文の分として「三川木綿」をとったとして記されています。江戸時代には、三河地方で棉の栽培と綿織物が盛んとなり、この地方の織物は「三白木綿」として江戸方面に送られ、さらに西洋の技術を取り入れ、明治時代には「三河木綿」「三河縞」というブランド名で全国に知れ渡った。「質の良い綿織物」としてその後今日まで受け継がれています。

製造工程

綿打ちをし、糸をつむぎます。白糸を染色し機械で織ります。
<撮影協力:中瀬織布合資会社、水山職布>

整経

織布

織布

完成品

ご案内

組合名三河織物工業協同組合
組合員数37名(令和2年4月現在)
所在地〒443-0056 蒲郡市神明町12番地20号
連絡先TEL 0533-68-6161 FAX 0533-67-1887
WEBサイトhttps://www.mikawaori.com/