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01 渥美半島の花きと奥三河温泉郷のお話し(「はづグループ」加藤直詳さん)

ページID:0317968 掲載日:2022年5月27日更新 印刷ページ表示

渥美半島の花きと奥三河温泉郷のお話し

 湯谷温泉の一角、古い旅館をリノベーションでよみがえらせたゲストハウス「Hoo!Hoo!」におじゃまして、創設者である「はづグループ」若主人、加藤直詳(なおよし)さんにお話をうかがいました。
 「Hoo!Hoo!」は、1階がおしゃれなカウンターのカフェ&バー、2階がゲストハウス、そして、地下階がシェアオフィスになっており、縁側スペースには、足湯を楽しみながら仕事のできる空間もあります。
 日がなのんびり足湯につかりながらパソコンに向かい、日が暮れたら宇連川(うれがわ)のせせらぎを肴に地酒を味わう。そんな大人のワーケーションはいかがでしょうか。
Hoo!Hoo!のクラシカルな玄関で加藤さんを撮影
「Hoo!Hoo!」のクラシカルな玄関で、加藤さんを撮影させていただきました
 さて、今回のコロナ禍では、多くのイベントやセレモニーが中止になるなどした影響で、花の需要が落ち込み、全国有数の花き産地である東三河の生産者は大きなダメージを受けました。
 そうしたなか、花き農家とも親交のある加藤さんは、田原市のバラ生産農家の青山由尚さんとともに、渥美半島の花々を奥三河の温泉施設に飾ることによって、花き農家を支えながら、奥三河の温泉郷の振興にもつなげようと奔走されました。
 加藤さんは、多忙な業務の合間、自ら車を運転して奥三河の温泉施設を回り花を届けたられたとのことです。
 また、加藤さんの経営する「はづグループ」の宿では、渥美半島の花をお湯に浮かべて、お客さんに季節の風情を楽しんでもらう取り組みも行いました。
 加藤さんは、こうした取り組みを広げ、さらに温泉施設の連携を深めていくことで、奥三河の温泉郷を一体として盛り上げていきたいとの思いを話してくださいました。
 豊川の水によって育まれた渥美半島の花がまた、水源の奥三河温泉郷を彩る。
 加藤さんの奔走により実現した上下流交流は温泉のように心温まるお話でした。

本日のこぼれ話し

 湯谷温泉にある「はづグループ」の宿は、伝説のロックシンガー忌野清志郎さんが愛した名湯です。ロードバイクが趣味の忌野さんは、生前、休みには車に自転車を載せて湯谷温泉を訪れ、逗留しながら奥三河のサイクリングを楽しんだそうです。
 加藤さんは忌野さんのことをステージの上とは全く異なり、大人しくてシャイな人だったと懐かしんでいました。

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