豊川水系で水源地交流が行われました
豊川の水を使う方々が水源地である設楽町を訪れ、現地の方々との交流を通して水と自然の大切さを学ぶ催しが、8月6日(日曜日)に蒲郡市と設楽町田峯区による「森林体験と水源地交流会」として、8月11日(金曜日)に田原市と設楽町豊邦区による「山のまち設楽体験ツアー ~「水の恵み」を体験しよう~」として行われましたので、その主な内容をご紹介します。
水の恵み、自然の素晴らしさ、魅力を感じる
栗島川親水河川敷での川遊びの様子。河川横の広場で現地の方々・小学校児童と一緒に魚つかみが行われました。(田峯区・蒲郡市)
当貝津川支流での魚つかみ、川遊びの様子。現地の方々と協力してつかまえていました。(豊邦区・田原市)
田峯農村環境改善センターでの工作の様子。現地の方々の指導により、ひのきの枝を輪切りにした材料を使いヤスリがけや絵付けをして、それぞれ思い思いのコースターを作っていました。また、ひのき、すぎの語源や樹齢について講義を受けました。(田峯区・蒲郡市)
豊邦交流センターでの五平餅づくり体験の様子。現地の方々の指導により、五平餅づくりに挑戦。餅を串に巻き付け炭火で焼いて、さらにタレをつけて焼くと完成!いい匂いが漂います。(豊邦区・田原市)
田峯小学校見学の様子。田峯小学校児童の方々に校内を案内していただきました。歴史のある田峯小学校ですが、今年度末で閉校となるそうです...(田峯区・蒲郡市)
水の大切さを学ぶ
国土交通省設楽ダム工事事務所の広報展示室で、職員の方から自分たちの生活に必要な水がどこから来るのかなど、東三河の地図を見ながら説明してもらいました。(蒲郡市・田原市)
地形立体模型にプロジェクションマッピングを投影して、洪水時や渇水時の水位の変化や、ダムにより付け替えが必要となる道路を見たりするなど、設楽ダムについて説明してもらいました。(蒲郡市・田原市)
おわりに
私たちが生活する上で欠かせない貴重な水を将来にわたり守るためには、上流と下流で生活する双方の方々が互いを理解して連携することが大切です。その取組の1つとなる今回の蒲郡市、田原市が実施したようなイベントには、今後も多くの方に参加していただきたいと思いました。