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令和3年度 認知症ピアサポート活動研修を開催しました

ページID:0040309 掲載日:2022年3月28日更新 印刷ページ表示

令和3年度 認知症ピアサポート活動研修を開催しました!

愛知県では、令和元年度から「認知症ピアサポート活動研修」を開催しています。これは、各市町村及び認知症に係る医療・介護機関におけるピアサポート実施体制構築に向けた取組の参考にすると共に、認知症当事者へのピアサポート活動の普及啓発を目的として実施をしています。

令和3年度は、市町村の認知症施策担当者・認知症地域支援推進員や認知症の方御本人やそのご家族、介護・医療関係者等を対象として、愛知県認知症希望大使とお二人の活動パートナーによる認知症ピアサポート活動についてのパネルトークと、県内の取組事例の紹介を内容として研修会を開催しました。その概要は以下のとおりです。

※ピアサポート:同じ課題を持つ人が自身の体験や行動、考えなどを披露し、互いに語り合うことにより支え合い助け合うこと。

 愛知県認知症希望大使:ご自身の体験や希望についてお話いただくなど、「認知症とともに生きる」姿をご本人自ら発信することで、多くの方々を元気づけ、認知症の正しい理解を広めていくために令和3年7月に愛知県より委嘱。

〈認知症ピアサポート活動研修の概要〉

○日時

令和4年3月9日(水曜日)14時~16時

○開催方法

オンライン開催(Cisco Webex Meetings)

○受講者

95名

○プログラム

  【第1部】「ピアサポート活動とは」

   ・「ピアサポート活動と愛知県認知症希望大使について」

行政説明:愛知県福祉局高齢福祉課地域包括ケア・認知症施策推進室地域づくり推進グループ 

ピアサポート活動の概要と愛知県が今年度から委嘱した愛知県認知症希望大使についての説明をしました。

・「県内市町村におけるピアサポーターの活動事例紹介」

 取組報告:瀬戸市高齢者福祉課、春日井市地域福祉課、碧南市高齢介護課

令和3年度ピアサポート活動支援事業委託実施市における、ピアサポート活動等に関するこれまでの状況、実際の取組の紹介と参加者の感想、今後の取組の展望と課題について取組報告をいただきました。

  【第2部】「ピアサポート活動と愛知県認知症希望大使」

ピアサポート活動に対するご自身の思いや体験の他、愛知県認知症希望大使としての活動内容や意気込みについてお話いただきました。

パネリスト:近藤 葉子さん(愛知県認知症希望大使)

      内田 豊蔵さん(愛知県認知症希望大使)

      伊藤 篤史さん(認知症対応型通所介護施設「とんと」OHANA管理者)

      鬼頭 史樹さん(名古屋市北区西部いきいき支援センター)

 

〈受講者アンケートの結果〉

  • 受講された方にアンケート調査を行ったところ、受講者の内訳は、「行政職員」や「地域包括支援センター職員」、「認知症地域支援推進員」の方の受講が多くありましたが、「認知症の方を支えるボランティア」、「認知症の方ご本人」、「認知症の方のご家族」や医療・介護関係者の参加もありました。
  • 20代から70代以上まで、幅広い年代の方が参加されました。
  • ほぼ全ての受講者が「よく理解できた」、「理解できた」として回答がありました。
  • 受講者の主な感想としては、認知症ピアサポート活動に対する理解と活動の継続実施の必要性を実感した、取組を知ることができて参考になった、ご本人のお話を聞くことができてよかった、大使のお二人の前向きな様子が良かった、ピアサポートの活動について気負わず一歩ずつ実施をしていこうと思った、というような意見がありました。