「あいち女性輝きカンパニー」表彰企業を決定！　～「あいち女性の活躍促進サミット2021」で表彰式を実施～

　愛知県では、｢女性が元気に働き続けられる愛知｣の実現に向けて、「あいち女性の活躍促進プロジェクト」を推進しています。
　このプロジェクトの一環として、「あいち女性輝きカンパニー」の中から、女性の活躍に向けた取組を特に積極的に推進し、他の模範となる企業を「あいち女性輝きカンパニー」優良企業として表彰しています。
　この度、今年度の表彰企業が決定しましたのでお知らせします。
　なお、表彰式は、2021年11月1日（月曜日）に開催する「あいち女性の活躍促進サミット2021」において執り行います。（同サミットの開催については、9月8日記者発表済み。）

日本国土開発株式会社
（本社：東京都港区赤坂4－9－9　代表取締役社長　朝倉　健夫(あさくら　たけお)）
［選考理由］
○2018年に社長直下の組織として女性活躍を促進する専属組織「働き方改革推進室」を創設し、室長を兼務する女性の常務執行役員が中心となり、実効性のある取組が進められている。
○女性リーダー職に対して、直属上司、人財戦略部、働き方改革推進室による「キャリア支援会議」を実施するとともに、性別に関係なく将来の経営幹部候補生を選抜した研修の開催などにより、女性管理職数が着実に増加している。
○全従業員を対象にモバイルパソコンを貸与するなどテレワーク制度の積極的活用を支援しており、女性用ユニフォームの変更など、女性を含む従業員全員が働きやすい環境を整備している。
○男性の育児休暇取得促進のために「育児休暇慶弔金支給制度」を導入している。

株式会社福祉の里
（北名古屋市北野天神13番地　代表取締役社長　矢吹　華絵(やぶき　かえ )）
［選考理由］
○2017年に社長が女性に変わったことをきっかけに、女性活躍推進室やワークライフバランス推進委員会を社内に設置し、女性の活躍推進に積極的に取り組んでいる。
○管理職を目指すマネジメントコースと現場での活躍を希望するプロフェッショナルコースを選択できる「キャリアパスモデル」、スタッフのキャリア形成を支援するための「キャリアコンサルティング」、不足している看護師を補うための「準看護学校奨学金」など制度が充実しており、女性の管理職比率、平均勤続年数において継続的に成果を上げている。
○子連れ出勤や短時間正社員勤務を可能としている。また、子どもが生まれる男性社員の上司には社長自ら架電し、育児休業取得を勧めるなど、男女共に仕事と育児の両立ができるよう支援に取り組んでいる。

明治安田生命保険相互会社　名古屋本部
（名古屋市中区新栄町1－1　明治安田生命名古屋ビル　3F　執行役員 名古屋本部長　中村　暢敬(なかむら　のぶひろ)）
［選考理由］
○女性管理職の継続的かつ計画的な輩出に向けて、女性管理職登用候補者育成体制を構築し、キャリア形成支援に積極的に取り組むことで、女性管理職比率において大きな成果を上げている。
○自己選択制度として、希望職務を自分自身で選択できる「キャリア・チャレンジ制度」、目指す職務に関連する部署において業務体験ができる「社内短期留学」などを実施し、モチベーションの向上につなげている。
○2021年4月から地方在住のまま東京本社の仕事ができるリモート型勤務を試験展開し、働く場所に限定されない働き方の導入や地方在住者の活躍機会の拡大を推進している。
○男性の育児休職取得を管理職の評価項目とするなど、誰もが働きやすい職場環境を整備した結果、男性の育児休職取得率 100%（2020年度）を実現した。

アルプススチール株式会社
（名古屋市中川区月島町14番14号　代表取締役　長谷川　茂(はせがわ　しげる)）
［選考理由］
○社長のトップダウンにより、働き方改革、女性の活躍促進を始めとするダイバーシティに取り組み、国や県の様々な認定や表彰を受けている。
○女性社員が能力を最大限発揮することができるよう、男性社員と同様に、フォークリフトやクレーン等の資格取得を呼びかけ、就業時間内での講習受講及び費用を全額会社負担としている。
○パートタイマーからの短時間正社員への転換希望に対応するため、新たに制度を導入した結果、全員が正社員となっている。
○配偶者が出産予定の男性社員に対し、育児休業制度を利用するよう社長と面談し取得を促進することで、男性の育児休業取得率100%（概ね1週間から2週間の取得）を達成した。

名古屋眼鏡株式会社
（名古屋市中区新栄1-35-19　代表取締役社長　小林　成年(こばやし　なりとし)）
［選考理由］
○女性の従業員比率、管理職比率が高く、女性がいない職域がないなど、女性が活躍する職場を実現している。
○小集団グループ体制を取っており、仕事を属人化せず数年で異動、マニュアル化を徹底している。また、総務室では年間を通してやることが見える化されているなど、優れた取組をしている。
○コロナ禍前から、在宅勤務できる環境を整備しており、配偶者の転勤など生活環境が変化しても、仕事を辞めることなく働き続けることができ、活用している人も多い。
○育児短時勤務制度を導入しており、小学校6年生までの子を養育する従業員が利用することができる。利用率も非常に高く、仕事と育児の両立が実現されている。

株式会社伊藤建設工業
（名古屋市港区正保町6丁目24番地　代表取締役　伊藤　貴志(いとう　たかし)）
［選考理由］
○従業員数10人未満という少人数の会社ではあるが、女性活躍に向けた行動計画を策定する他、公的機関の各種認証制度に意欲的に取り組んでいる。
○建設業という女性活躍の取組が進みにくい業種において、女性従業員が国家資格を取得するために、講座費用や受講料を全額会社が負担するなど、人材育成に積極的に取り組んでいる。
○育児・介護休業法で定めた基準を上回る制度を導入するなど、女性が長期継続して活躍できる雇用環境を整備しており、女性の方が勤続年数が長くなっている。
○工事現場で発生する事務手続き上の問題を逐次、SNSを通じて総務担当に報告することで、帰社後の事務作業を減らすなどの取組により、時間外労働を毎日1時間以内としている。

※今回から、小規模企業を対象とした奨励賞（優秀賞の選外企業のうち、常時雇用する労働者の数が50人以下程度で、特定の取組が特に優れており、奨励されるべきもの。）を新設

　　　　　※「あいち女性の活躍促進サミット2021」の会場参加はお申込み多数のため、募集を締め切りました。