愛知県男女共同参画審議会から「次期あいち男女共同参画プラン（仮称）の基本方向について」の答申を受けました

　愛知県では、「愛知県男女共同参画推進条例」と、男女共同参画社会基本法に基づく法定計画である「あいち男女共同参画プラン2025～すべての人が生涯輝く、多様性に富んだ社会をめざして～」を2つの柱として、男女共同参画社会の実現に向けて、総合的かつ計画的な取組を進めています。
　現プランは2025年度をもって計画期間が終了することから、次期あいち男女共同参画プラン（仮称）の基本方向について、愛知県男女共同参画推進条例第19条第1項の規定に基づき、2025年5月30日付けで愛知県男女共同参画審議会に対し諮問し、同審議会において検討いただきました。
　この度、2025年11月21日付けで、愛知県男女共同参画審議会（会長：田村哲樹（たむらてつき）名古屋大学大学院法学研究科教授）から、次期あいち男女共同参画プラン（仮称）の基本方向についての答申を受けました。
　愛知県では、この答申を受け、「次期あいち男女共同参画プラン（仮称）」を2026年3月までに策定する予定です。​

1　答申事項

「次期あいち男女共同参画プラン（仮称）の基本方向について」

2　答申の主な内容

・計画期間は、2026年度から2030年度までの5年間。

・基本理念は、現プランの「すべての人が、互いにその人権を尊重しつつ責任も分かち合い、性にかかわりなく、個性と能力を発揮することによる、多様性に富んだ活力ある男女共同参画社会の実現」を、引き続き目指すことが望ましい。

・愛知県の男女共同参画社会として目指すべき姿として、以下の3つを提示する。

　－個人の意思を尊重し、自らの意思に基づいて多様な生き方を選択でき、生きがいを感じられる社会

　－家庭、地域、学校、職場その他の社会のあらゆる分野において、自分らしく個性と能力を発揮できる社会

　－性にかかわりなく人権が尊重され、幸せを感じ、安心・安全に暮らすことができる社会

・重点目標と基本的施策は、男女共同参画をめぐる課題を解決し、愛知県の目指すべき姿の実現に向け、10年先を見据えた中長期的な目標として、3つの重点目標（1 あらゆる分野における女性の活躍の促進、2 男女共同参画社会に向けての意識改革、3 安心・安全に暮らせる社会づくり）及び10の基本的施策をもとに、次期プランを推進することを提言する。

答申の概要 [PDFファイル／281KB]

答申（全文） [PDFファイル／2.99MB]

3　答申までの審議経過