ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ

本文

平成26年5月

ページID:0072552 掲載日:2014年6月16日更新 印刷ページ表示

豊橋温室農協が生産物品評会を開催

 豊橋温室園芸農業協同組合(組合員260名)主催のつまもの野菜と鉢物を対象とした生産物品評会が4月8日(火)に豊橋市高洲町の組合本所で開催されました。この品評会は組合員の生産物の品質向上及び規格の統一などを目的に、2年に1度開催されています。

 今回の総出品点数は296点で、前回の品評会と比較するとやや減少したものの、色・形状・揃いの良いものが多数出品されました。審査は、東三河農林水産事務所農業改良普及課主幹を審査長に行政、経済連、市場担当者が行い、知事賞(大葉)、豊橋市長賞(花穂)など入賞24点、入選38点が決定されました。

 今回は、新しい取組として、農産物加工品のコンクールが併催されました。

 大葉、菊花部会など7部会から、それぞれ創意工夫あふれる3~4点のパン・クッキーや総菜物、デザート、飲み物などが出品されました。

 生産者自らが加工品を紹介したり、レシピを作って説明することで審査員にPRしていました。加工品は、素材の風味が活かされた食欲をそそるもの、すぐにでも商品化できるような完成度の高いものばかりでした。審査の結果、春巻きやパンなどを出店した菊葉部会が優勝となりました。

生産物品評会の様子

左:品評会の審査の様子、右:加工品を説明する部会員と試食する審査員

女性が活き活き!農村生活アドバイザーの総会が行われる

 農村生活アドバイザー協会東三河支部(会員83名)は、豊橋市にある県農業総合試験場東三河農業研究所研修館で4月22日(火)に通常総会を行いました。

 総会では、全議案が可決承認され、平成26年度の新役員が選出されました。

 新支部長に選出された野口千恵子さんは、「アドバイザーが地域の中心となり明るく活き活きとした姿を見せ、後継者育成にもつなげていきましょう。」と抱負を語りました。

 総会終了後、アドバイザーの生産する農産物を利用した加工品(紅茶せんべい、アイスクリームなど)が紹介され、加工品を試食しながら、関係機関とアドバイザーの会員が情報交換を行いました。関係機関の出席者から「アドバイザー自身が楽しんで活動していることが伝わった。」との感想が聞かれました。

 農業改良普及課は今後も、農村生活アドバイザーが、地域のリーダーとして活き活きと活動できるよう支援を行っていきます。

アドバイザー総会

左:アドバイザー総会風景
右:アドバイザーが生産した農産物を利用した加工品
下:加工品を試食しながらの情報交換会

蒲郡特産「樹熟(きじゅく)デコポン」の出荷が始まりました

 JA蒲郡市のブランドとして定着しつつある「樹熟デコポン」の出荷が4月5日(土)から始まりました。「樹熟デコポン」とは無加温ハウスで出荷ぎりぎりまで樹上に残し完熟させたデコポンのことです。4月期の出荷は22日まで続き、5月期は日持ち性を向上させる機能のある資材で個別包装したものが出荷されました。

 「樹熟デコポン」は葉付きで東京や名古屋に出荷されており、今年はそのブランド力を高めるために、家庭選別に携わる人全員に講習会の受講を義務付けました。その成果もあり「市場からは腐敗やす上がり等のクレームが少なく、来年はもっと量が欲しいとかなり高い評価だった。」とJA販売担当者は手ごたえを感じていました。ある生産者からは「今年は酸抜けが良く甘みの強いデコポンに仕上がった。やや小さめの果実が多かったため、次作はもう少し大玉で作っていきたい。」と、栽培における難しさも聞かれました。

 生産者及び栽培面積が毎年増加しており、今作の「樹熟デコポン」の出荷は生産者87名157tが予想されています。農業改良普及課は増える生産者に対し、蒲郡特産「樹熟デコポン」の高いブランドを維持する支援を続けていきます。

樹熟デコポン

出荷を待つ「樹熟デコポン」

問合せ

愛知県 東三河農林水産事務所

E-mail: higashimikawa-nourin@pref.aichi.lg.jp