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平成26年6月

ページID:0073692 掲載日:2014年7月4日更新 印刷ページ表示

どうして花摘みするの?小学生がブドウの体験学習!

 豊橋市立牛川小学校では、校区内のブドウ生産者渡辺義道氏と連携し、平成15年から3年生に対し、農業について学ぶ体験学習を実施しています。今回は5月22日(木)に、初回のブドウの花の形を整える花摘みの体験学習を行いました。

 生産者が花摘みの方法について実演したのち、児童たちは思い思いに花摘みをしていきました。児童からは、「どうして花摘みをするの?」「花摘みしなかったら何個ブドウができるの?」「いつごろブドウが収穫できるの?」など積極的に質問があり、興味の高さがうかがえました。

 農業改良普及課は、今後実施されるブドウの袋かけおよび収穫に向けて、生産者と連携して、より児童たちに楽しく学んでもらえるよう支援していきます。

ブドウの花摘みをする小学生

摘粒を行う児童

豊橋市が食育講座「お茶摘み体験」を実施

 豊橋市では茶が約40ha栽培されており、煎茶用品種「やぶきた」が約6割を占める煎茶産地です。農業改良普及課は、豊橋市農業支援課が毎年開催している「お茶摘み体験講座」で講師をしています。

 今年の「お茶摘み体験講座」は5月2日(木)に開催され、市民24名が参加し、お茶の手摘み、製茶工場の見学を体験しました。農業改良普及課からは、豊橋市の茶栽培の概要を説明し、茶畑で手摘みの指導を行いました。お茶を実際に手で摘むのは初めての参加者がほとんどで、慣れない手つきでお茶を摘んでいました。中には用意された茶摘み用の衣装に着替えて、体験講座を満喫している様子がうかがえました。

 また、豊橋市茶業農業組合の製茶工場を見学しながら、製茶の過程を説明しました。参加者から「摘んだ茶葉を自宅でお茶にするにはどうしたらよいか?」「お茶以外の食べ方はあるのか?」といった質問が出されたため、簡単に製茶できる「釜煎り茶」と「茶葉の天ぷら」を紹介しました。

 農業改良普及課は、今後も茶産地の振興に向けた支援をしていきます。

お茶摘みの様子

お茶摘みの様子

天敵を組み合わせた総合防除の試験的な取組が進行中

 農業改良普及課では、3月下旬から、豊橋温室園芸農業協同組合の大葉・食用ぎく生産ほ場各2か所、東三温室園芸農業協同組合の大葉生産ほ場2か所、三河温室園芸組合の食用ぎく生産ほ場2か所の合計8か所をモデルほ場として、天敵、粘着板、化学合成農薬を組み合わせた総合防除の試験的な取組を進めています。2週間ごとに生産者と関係機関が一体となって害虫発生状況を調査し、過去の調査結果を参考にして次回調査までの薬剤散布の必要性や使用薬剤の選定を検討して、総合防除の効果を確認しています。モデルほ場の中には、防除指針(案)どおりに進んでいるほ場と、害虫が多発して指針どおりにいかないほ場があります。

 全てのモデルほ場で害虫の発生が抑えられるように調査と検討を続け、試験実施後は結果をまとめて検討会で発表することで、総合防除を推進していきます。

天敵を組み合わせた総合防除の調査

左:害虫の発生状況を調査
右:調査結果から今後の害虫対策を検討

問合せ

愛知県 東三河農林水産事務所

E-mail: higashimikawa-nourin@pref.aichi.lg.jp