本文
今月の管内農業情報(田原農業改良普及課)
10月の農業情報
森岡副知事が田原農業支援センターと生産現場を視察!
とき 平成26年10月9日(木)
ところ 田原市
主体・対象 JA愛知みなみ輪ギク部会 山内英弘氏
内容
森岡副知事が県下の農業事情調査のため、田原農業支援センター及び輪ギク生産ほ場を視察されました。
センターでは田原農業改良普及課長から、昨年4月に田原農業改良普及課と田原市産業振興部営農支援課が田原農業支援センターとしてワンフロア化し、農業者の農地・資金等の経営や栽培技術に関する相談窓口としての利便性が向上したこと、県と市の行政運営の事務が効率化したことを報告しました。副知事からは耕作放棄地対策について質問があり、県と市の連携により園芸施設バンクの設立を進めていることなどを説明しました。
輪ギクの生産ほ場視察では、経営主の山内英弘氏が、温室内の環境(温度、湿度、光、炭酸ガス濃度など)をセンサーにより数値化、可視化して複合的に制御する技術と炭酸ガス施用技術の導入により生産性が向上し、経営改善や後継者への技術継承にも繋がっていることを説明しました。副知事は、トヨタ自動車で業務効率化に取り組んできた経歴があり、農業分野でも数値による技術継承の取り組みが始まっていることに非常に感心していました。
農業改良普及課では、今後も市と連携して経営相談、耕作放棄地対策に力を入れると共に、技術指導を通じて生産者の経営向上を支援していきます。

森岡副知事に経営内容を説明する山内英弘氏と担当普及員