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今月の管内農業情報(田原農業改良普及課)

ページID:0079383 掲載日:2015年1月19日更新 印刷ページ表示

1月の農業情報

更なる高みへ、電照ぎくほ場共進会

とき      平成26年12月11日(木)

ところ     田原市

主体・対象   JA愛知みなみ 輪菊部会 845名

内容

 第36回田原市・JA愛知みなみ電照ぎくほ場共進会が開催され、輪菊部会内の2グループから推薦された20ほ場(「神馬」11点、「精興の誠」9点)を、農業改良普及課長を審査長として関係者10名が審査し、第1席の愛知県知事賞には若見町の河合清治氏が輝いた。審査ほ場は、管内150カ所以上のほ場から予備審査によって選ばれており、まさに日本一の輪ギク産地の頂点と言える。

 河合氏の栽培方法は、ベッド幅は104cmで特別に広くはないが、通路を25cm(通常45~55cm)と狭くすることで、施設利用率を79%(通常50~60%)と高くし、キクの株間を広く確保している。そのため、栽植本数は坪当たり143本と今回の審査ほ場の中で最も多いのにもかかわらず、生育揃い、ボリュームとも充分であった。

 出荷結果では上物率(2L率)は約46%(同時期の部会平均は約22%)に達した。ボリュームのある輪ギクを出荷するのが困難なこの時期としては驚くべき成績で、今年のような天候不順の年でも栽培方法を工夫することにより、更に上物率を高めることが可能であることが証明された。

 普及課では、今後、これらの取り組み事例を部会全体で共有し、産地全体のレベルアップに取り組んでいく。

ほ場共進会の審査風景

問合せ

愛知県 東三河農林水産事務所

E-mail: higashimikawa-nourin@pref.aichi.lg.jp