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平成28年2月

ページID:0120433 掲載日:2016年2月29日更新 印刷ページ表示

アドバイザー豊橋「地元産大豆でみそを仕込もう!」開催

 農村生活アドバイザー協会東三河支部豊橋ブロックは、1月22日に平成27年度第4回農業体験会「豊橋産大豆で自家製みそを仕込もう!」をライフポートとよはし(豊橋市神野ふ頭町)にて開催しました。

 市広報等で参加者を募集したところ70名以上の応募があり、抽選により15名が選ばれました。

 自家製みそ作りでは、農村生活アドバイザーの前田裕子氏の指導のもと、煮たてた大豆をつぶし、こうじを塩と混ぜ合わせて容器に詰めるなどの仕込みを行いました。

 また、農村生活アドバイザーの福井直子氏が、大豆生産について話をしました。福井氏が「今年は天候不順で大豆作りがとても大変でした。産直では地元豊橋産大豆を販売しています。農薬無しで栽培することはとても難しいですが、農薬の使用は最低限に抑えています。安心して食べてください。来年、今日作ったみそを食べる時に、大豆作りが大変という話を思い出してください。」と発言すると、参加者から「どこで豊橋産大豆が買えますか?」、「農村生活アドバイザーとはどういう団体ですか?」などと積極的な質問があり、豊橋市民に豊橋産農産物や農村生活アドバイザー組織を理解していただく良い機会となりました。

 農業改良普及課は、今後も農村生活アドバイザーの食農教育活動を支援していきます。

 

農村生活アドバイザーみそ作りの様子

左:みそ作りの手順を紹介している様子
中:みそ作りを行う参加者
右:パネルを使った大豆生産についての説明する福井氏

 

※農村生活アドバイザーとは、農村地域の先導役として、市町村長が推薦し愛知県知事が認定している女性農業者です。豊橋では、26名が食農教育活動や自己研鑚のための学習会を開催し、活躍しています。

 

4Hクラブ東海ブロック大会で最優秀賞!全国大会へ

 1月20日に、岐阜市生涯学習拠点施設ハートフルスクエアーGにて「平成27年度東海ブロック農村青少年会議」が開催され、約40名が参加しました。東海3県の4Hクラブ員が、農業青年の提言やプロジェクト結果について発表しました。プロジェクト発表では、愛知県代表の豊川4Hクラブ小林博氏が「作手圃場によるチャービルの生産性向上」を発表し、見事、最優秀賞を受賞しました。審査員からは、収量だけでなく、葉色変化による日持ち性などの品質についても、比較したデータを示していたことなどが高く評価されました。また、他の参加者からも様々な質問が上がり、プロジェクトへの関心の高さが伺えました。小林氏は3月8、9日に東京で開催される全国大会に出場します。

 プロジェクトを進めるにあたり、農業改良普及課では遮光や灌水方法による収量や品質の違いを比較するためのデータ収集や発表用パワーポイントの作成支援を行ってきました。今後も4Hクラブ員の課題解決のために支援を行っていきます。

発表に向けて調査する小林氏及び発表の様子

左:発表に向けて調査する小林氏
右:プロジェクト発表の様子

 

※4Hクラブとは、20~30代前半の若い農業者が中心となって組織された団体で、農業経営をしていく上での課題解決活動(プロジェクト活動)を中心に、消費者や他クラブとの交流等を行っています。