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平成29年1月

ページID:0159336 掲載日:2017年1月31日更新 印刷ページ表示

平成28年作のアスパラガス順調で増収増益

 平成28 年12月8日(木)、JAひまわり中部営農センターでJAひまわりアスパラガス部会の通常総会、年次総括会が開催され、本年作の販売実績が報告されました。販売金額は1億2,121万円と4年連続して1億円を超え、さらに昨年を11%上回る増収増益となりました。

 当産地の生育は期間を通じて順調に推移し、出荷は昨年を上回る101t(前年対比108%)となりました。また、競合産地が不作傾向であり、期間を通じた販売単価も1,192円/kg(前年対比102%)と高かったことから、販売金額が好結果となりました。

 通常総会では、議事のほか、意識啓発を目的に栽培優良者表彰を行っており、単収4,714kg/10aの鈴木勲氏、A品発生率96.7%及びL品以上発生率83%の北河芳泰氏ら成績上位の生産者が表彰されました。

 通常総会に続いて開催された年次総括会では、今年作の反省点を話し合い、販売強化、収量増加・品質向上、部会活動の充実の3本柱について平成29年作の方針が示され、今年を上回る出荷数量が目標として承認されました。また、次作から5名の新規栽培者が加わることから、新規栽培者のための勉強会を別途実施することが検討され、1月から実施することが決まりました。

 農業改良普及課は今後も産地振興のために支援を継続していきます。

 JAひまわりアスパラガス部会(上位表彰の様子)

栽培優良者表彰の様子

カキせん定講習会で「陽豊」の栽培を呼びかける

 平成28年12月14日(水)、15日(木)、JA豊橋第六事業所管内の各地域でJA豊橋柿部会のせん定講習会が開催され、計273名が参加しました。農業改良普及課からはせん定指導に加えて、品種「陽豊」の特徴や栽培上の注意点を説明しました。

 「陽豊」は、主力品種である「次郎」の後に収穫される品種であり、収穫期の労力分散が図れる品種として期待されています。豊橋では平成12年から栽培が始まり、現在5.3haまで面積が拡大しています。平成28年は11月20日から出荷が始まり、約23tが京浜市場を中心に出荷されました。

 近年、JA豊橋柿部会では「次郎」や「西村早生」で樹齢が高い樹が増えたことが問題になっています。そのため、「陽豊」を栽培していない生産者も関心が高く、「陽豊」のせん定方法や出荷規格などについて多くの質問が挙がりました。

 農業改良普及課は、今後も「陽豊」の栽培技術改善に取り組むとともに、産地の改植を推進します。 「陽豊」作ってみませんか?

配布した資料