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平成29年8月

ページID:0176064 掲載日:2017年10月13日更新 印刷ページ表示

農村生活アドバイザー協会東三河支部が「相続」を学習

 農村生活アドバイザー東三河支部が平成29年8月1日(火曜日)に学習会を開催し、「農家の相続」をテーマとして学びました。相続について、義父母の意向に沿った節税やスムーズな事業継承をしたい、と日頃から考えている会員は多いです。しかし、嫁の立場であり、十分な知識がないと相続の話は切り出しにくいことから、テーマとしました。

 講師は、相続サポートネット・ミューズの伊藤由美子氏、高瀬麗子氏で、講演の前半は、相続手続きの説明や遺産分割でトラブルが起こりやすい事例などの紹介、後半は、生前贈与、義父母との養子縁組など、事前に講師に伝えてあった会員の質問に対して解説が行われました。

 「何より大切なことは元気なうちから話し合うこと」と聞いて、早速家族で相続について話したいという感想が多数ありました。

 農業改良普及課は、今回の学習会開催に当たり、講師との調整等の準備を支援しました。

 農村生活アドバイザー東三河支部

           写真:学習会の様子

蒲郡市農業経営士が「マイナー魚」販売のパイオニアに学ぶ

 蒲郡市農業経営士連絡協議会が平成29年7月6日(木曜日)、「事業を継承し続けるために・・・本気の6次産業化で『地域の文化』を守れ」と題した講演会を開催し、会員14名が参加しました。

 講師は、地元蒲郡市の水産卸小売・冷凍食品製造業、(株)プロ・スパーの鈴木裕己代表取締役で、「メヒカリ」のように水揚げされても販売されずにいた「マイナー魚」を「大衆魚」に仕立ててきた実績があります。鈴木氏は、「マイナー魚」に、消費者が食べたくなるような企画・加工を施すほか、自ら漁船に同乗して漁師に注文を付けたり、外食店のPOPやメニューを考案して提供するなど、1次、2次、3次産業全てにかかわってきた経験を話し、それぞれの機能発揮や連携の大切さを説きました。

 販路拡大のためには「売る力」のあるパートナーと組むことが重要と述べ、参加した会員から、ぜひ蒲郡の農産物も売って欲しいとの声も飛びました。

 農業改良普及課は今後も農業経営士活動を支援していきます。

蒲郡市農業経営士 

  写真:小野田会長(中央)と鈴木裕己代表(右)