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平成30年3月

ページID:0201306 掲載日:2018年6月7日更新 印刷ページ表示

豊橋稲WCS組合が通常総会を開催

 平成30年2月27日(火曜日)、豊橋稲WCS組合(水稲農家5名、酪農家12名)が日比副会長(水稲農家)を議長として通常総会を開催しました。総会では、事業実績、計画等3議案の全てが承認されました。 

 平成29年度の実績は、栽培面積約53ha、生産量約1,420t、堆肥散布面積約49haでした。同組合では、水稲農家からの作付け拡大の希望を受け、平成27年度から肉牛農家に利用を促すとともに、稲わらの代替えとしての立毛乾燥稲WCS(※)の増産に取り組み、前年に比べ約5倍の10tの生産・利用ができました。さらに、平成30年度は稲WCSに多く含まれるビタミンEによる牛肉の腐敗抑制効果を確認するため、JA豊橋肉牛部会と連携して実証試験が計画されるなど、活動が活発化しています。

 農業改良普及課では、関係機関と連携を取りながら水田と堆肥を有効利用し、安価で品質に優れる安全な自給飼料の生産と利用拡大を支援していきます。

※通常の稲WCSは「糊熟期」「黄熟期」に収穫・調整するところ、立毛乾燥稲WCSは、「黄熟期」よりさらにほ場で乾燥させ、茎葉、籾すべてがほぼ黄化した状態で収獲・調整をしたもの。見た目とともに成分もより稲わらに近い状態になる。

 通常総会の様子

       写真:通常総会の様子