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令和2年7月

ページID:0304144 掲載日:2020年9月14日更新 印刷ページ表示

若手スプレーマム生産者によるスマート農業実証プロジェクトが始動!

 今年度から豊川市の若手スプレーマム生産者4戸を中心として“スマート農業実証プロジェクト”が始動しました。産官学が連携し、現在のスプレーマム生産過程における課題をスマート農業技術で解決することを目指します。

 プロジェクトでは、第1回コンソーシアム推進会議を6月11日に開催し、実証内容や今後のスケジュールを検討しました。会議には、実証農家やJAひまわり、豊橋技科大、イノチオアグリ(株)、県農業総合試験場など10のプロジェクト構成機関と東海農政局、農研機構の担当者が出席しました。新型コロナウイルスの影響が広がる中、感染防止対策を万全にすると共に、出席できないメンバーはリモート会議で参加しました。

 本プロジェクトは2か年の委託事業で、産地の目標である“安定出荷”に向けて、1、作付計画システム、2、労務管理システム、3、環境制御システムといったスマート農業技術を実証導入し、収量10%増大とキク1本当たり5%の省力化を目指します。

 農業改良普及課は、コンソーシアムの代表機関として実証農家や各機関、農研機構等と調整し、目標達成に向けて実証の進行管理を務めます。

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左写真:推進会議の様子

右表:コンソーシアムを構成する機関

新規就農支援担当者会議で担い手確保の方策を検討

 6月29日に管内の市・JAの新規就農担当者及び農政課の事業担当者を参集し、関係機関の連携強化を目的に新規就農支援担当者会議を開催しました。

 まず、5年間の新規就農者数の動向、支援体制について説明しました。新規就農者の育成には、産地の受け入れ体制の整備が有効であるため、管内の優良事例を紹介し、今後他産地でも受け入れ体制の整備に取り組むよう啓発しました。また、新規就農のハードルとなっている農地の下限面積について資料作成することを決定しました。

 その他、農業次世代人材投資事業の制度改正について周知し、就農支援内容について情報共有を図りました。

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写真:会議の様子