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平成29年5月

ページID:0164336 掲載日:2017年5月30日更新 印刷ページ表示

JAひまわりつまもの栽培研究会が環境制御を勉強!

 あいち型植物工場推進事業を利用して、炭酸ガス発生機とあぐりログを導入したJAひまわりつまもの栽培研究会が、4月20日(木曜日)に第2回勉強会を開催しました。出席者は会員5名のほか、JAあいち経済連の職員2名、JAひまわりの職員1名及び農業総合試験場の職員2名も同席し、昨年度の大葉栽培における環境制御について話し合いました。

 勉強会の中で、JAあいち経済連が昨年度の生育調査結果を報告しました。そして、施設内環境と生育速度の関係について、調査内容を精査して今年度も引き続き調査することが決まりました。

 農業改良普及課からは、施設内温湿度の推移をグラフで示しました。農業総合試験場広域指導室の長屋専門員からは、一日の飽差の動きに注目することが重要で、急激に飽差が変化しない施設内管理をすべきとの指導がありました。その後、パソコンを利用してあぐりログのデータから会員それぞれのハウスの飽差の推移を比較しました。

 この勉強会は3か月ごとに開催される予定であり、農業改良普及課は生産者と意見交換しながら、環境制御技術の確立に向けて支援します。

JAひまわりつまもの栽培研究会

     写真:勉強する生産者

豊川西部地域の活性化に向けて事業推進、地域の期待大

 豊川西部地域では、昨年度から5か年計画で地域戦略促進支援事業を活用して地域の活性化に取組んでいます。4月20日(木曜日)に、豊川市・JA・グリーンセンター・音羽米を育てる会・自然薯部会・ニンニク研究会・音羽花木生産組合・音羽商工会等関係機関の代表者を集めて営農推進会議を開催し、農業改良普及課が取り組んだ昨年度の5項目の課題(音羽米、ニンニク、キャベツ、花木、獣害対策)の活動成果と本年度計画を報告しました。

 地域特産の花木振興に向けた取組みでは、農協産直における花木類約120品目の販売実態を調査し、生産者名簿を整理しました。また、産直出荷者に購買客へのアンケート調査をまとめて需要情報を周知しました。獣害対策の取組みでは、農業総合試験場が開発したくくり罠補助具「からまる棒」でニホンジカの捕獲を行い、安全に捕獲と殺処分ができることを実証しました。

 続く情報交換では、試食など食味を重視したグリーンセンターでの販売、若者をターゲットにした花木販売、ワイヤーメッシュ柵の点検の重要性など意見が多く出され、年に数回の開催要望が出されるなど盛会のうちに終了しました。農業改良普及課ではこれからも地域振興に取り組んでいきます。

豊川西部地域活性化

   写真:営農推進会議の様子