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平成29年6月

ページID:0168723 掲載日:2017年7月24日更新 印刷ページ表示

JA豊橋キャベツ部会、平成28年度は過去最高の出荷金額!

 JA豊橋キャベツ部会が出荷反省会を開催し、JA担当者や市場関係者15名が出席して、平成28年度実績や市場情勢を報告しました。

 平成28年度は、天候不順等により全国的に作柄が悪く、高単価で推移しました。JA豊橋では10月から2月までの平均単価が120円/kg(前年比187%、前々年比142%)と、期間中100円/kgを下回ることがほとんどなく高値を維持しました。他産地が不作の中、天候に応じた的確な栽培管理により約470万ケース(1ケース当り15kg以上・前年比96%、前々年比101%)と平年並の出荷量を維持でき、出荷金額は55億6千万円を突破して過去最高となりました。また、出荷量が安定しており、高品質であったことが市場から高く評価されました。需要が増えている加工業務用キャベツについても、「契約不履行がなかったため、次年度以降も安心して契約できる」という高い評価を得ました。

 農業改良普及課は、現地巡回時や目揃会時などに病害虫の防除を徹底することや、適期に栽培管理を行うよう呼びかけてきました。今後も安定出荷に向けて、病害虫防除や栽培管理等の支援を行っていきます。

キャベツ部会

写真:すべての契約を履行できた加工業務用キャベツ

ポットカーネーション約50万鉢を出荷

 県内で最もポットカーネーションの生産が盛んなJAひまわり鉢物部会17戸が、4月下旬から5月上旬にかけて「母の日」向けに約50万鉢を出荷しました。出荷の中心は、定番である赤色やピンク色の品種ですが、花弁の色がオレンジ色系の品種や2色からなる複色(ふくしょく)系品種の人気も高まっています。

 今年の「母の日」は5月14日と最も遅い日にちであるため、早く開花し過ぎないように生産者は低めの温度管理を心がけてきました。しかし、春先から気温の低い日が続いたことで蕾の発達が想定以上に遅れるなど、開花調節に苦労した年でした。

 農業改良普及課では出荷が遅れないよう夜温の高めの管理を呼びかけてきました。今後も花き農家の技術や経営改善等を支援していきます。

 ポットカーネーション

       写真:出荷ピークを迎えたほ場