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Q 地球温暖化について教えてください(東三河総局 県民環境部 環境保全課 Q&A)

ページID:0009954 掲載日:2012年4月5日更新 印刷ページ表示
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地球温暖化・大気汚染防止
地球温暖化
  • 地球温暖化
     大気中の二酸化炭素(CO2)等の温室効果ガス濃度が増加し、地表の気温が上昇する「地球温暖化」が問題となっています。
     二酸化炭素は、主に石油、石炭などの化石燃料の燃焼に伴い発生します。地球温暖化を防止するためには、資源やエネルギーの消費を少なくし、温室効果ガスの発生を押さえる必要があります。
     
  • 地球温暖化がもたらす影響
     このまま温室効果ガス濃度が増加し続けると、2100年頃には、現在より地球の気温が平均で約2度上昇すると予想されています。氷河期の気温でも現在より3~6度低いだけであることを考えると、その変化は急激です。その結果、地球全体にさまざまな影響をもたらします。
    • 海面上昇による陸地の水没、ゼロメートル地帯の増加、洪水被害や高潮被害
    • 地域的な異常気象による、熱波や水害、渇水
    • 自然生態系への影響や農業への悪影響
    • マラリアなどの熱帯性感染症の流行など
       
  • 愛知県の温室効果ガスの排出量は…
     愛知県の2008(平成20)年度の温室効果ガス排出量は7,839万トン(二酸化炭素換算)であり、京都議定書の基準年度(原則1990年度)の総排出量(7,701万トン)と比べ、1.8%上回っています。また、前年度と比べると9.0%の減少となっています。
     
  • 地球温暖化防止のための取り組み
     愛知県では、2005年度に策定した「あいち地球温暖化防止戦略」を推進してきたところですが、その目標年次を迎えたこと、また、本格的な低炭素社会の実現に向けたさらなる取組が求められていることから、2020年度を目標とする「あいち地球温暖化防止戦略2020」を策定しました。
     この戦略では、2050年頃に持続可能な低炭素社会を作ることを長期的な目標とし、2020年度の温室効果ガス排出量を1990年度比で15%削減するという目標の下、本県の地域特性を活かしつつ「再生可能エネルギーと省エネによるゼロカーボンライフへの挑戦」、「産業・産品の低炭素化の推進」、「低炭素社会を支える都市・地域基盤づくり」、「低炭素化への意識・行動変革の推進」という4つの取組方針定めています。

     戦略の詳しい内容については、以下をご覧ください。

     「あいち地球温暖化防止戦略2020」へリンク(愛知県環境部Webページ「あいちの環境」内)
 

  • 冬の空気は汚れがち
     全国的に、冬は一年のうちでもっとも空気が汚れやすい季節です。
     その主な理由は、次のとおりです。
    • 自動車の交通量や暖房機器の使用量が増加する
      →大気汚染物質の排出量が増加する
    • 冬は大気が拡散しにくい
      →大気汚染物質が地表付近にとどまりやすくなる
       
  • 大気を汚しているのは…
     窒素酸化物(NOx)は、物を燃焼させるときに窒素(N2)と酸素(O2)が結びついてできる物質です。
     工場や自動車のほか、家庭やオフィスの暖房機器からも発生します。
     二酸化窒素(NO2)の濃度は、ここ数年横ばいで推移しています。
     
  • 大気汚染防止のための取り組み
     愛知県は、窒素酸化物による大気汚染を防止するため、1995(平成7)年に「愛知県窒素酸化物総合対策推進要綱」を、2006(平成18)年に「愛知県窒素酸化物及び粒子状物質総合対策推進要綱」を定め、各種の対策を総合的に進めています。
     
  • 家庭での取り組みをすすめましょう
     わたしたちの生活は、さまざまな家電製品の普及により、大変便利で豊になりました。しかし一方で、わたしたちが毎日の生活の中で消費するエネルギーも大幅に増加しており、二酸化炭素の発生量も増えています。
     
    • テレビを見ていないときはこまめに消しましょう
      • 就寝前や長時間外出するときは主電源を切りましょう
        使用時間を1日1時間短縮
        →年間約51kWh(約1,260円)の節約
        (定格消費電力140W・25型の場合)
         
    • ルームエアコン
      • 冷暖房温度は適切(冷房28度、暖房20度を目安)に設定しましょう
      • フィルターの清掃は2週間に一度行いましょう
        使用時間を1日1時間短縮(夏季の冷房使用を70日として)
        →年間約49kWh(約1,210円)の節約
        (定格消費電力700Wの場合)
         
    • 冷蔵庫
      • 食品を詰め込みすぎないようにしましょう
      • 熱いものはさまして入れましょう
      • 扉の開閉回数を少なくし、開放時間は短くしましょう
        内容物を適正量(内容積の1/3程度)にする
        →年間約8kWh(約200円)の節約
        (定格消費電力量36kWh/月・400lの場合)
         
    • 照明
      • 不必要な照明はこまめに消しましょう
      • 月に一度は照明器具の清掃を行いましょう
      • 白熱電球は省エネ型蛍光灯に切り替えましょう
        60Wの白熱電球を20Wの蛍光灯に切り替える
        →年間約31kWh(約770円)の節約

 

 

問合せ

愛知県 東三河総局 県民環境部 環境保全課
 環境保全グループ  0532-35-6112 / 6113
 廃棄物対策グループ 0532-35-6114 / 6115
E-mail:higashimikawa@pref.aichi.lg.jp