愛知県名誉県民の候補者について

　愛知県の顕彰制度の一つである「愛知県名誉県民顕彰」は、本県の発展に卓絶した功績があり、県民の敬愛を受ける者に「愛知県名誉県民」の称号を贈り、顕彰するもので、条例で「知事が県議会の同意を得て選定する」こととしています。

　このたび、これまでの愛知の発展に多大な貢献をされた次の方々を「愛知県名誉県民」の候補者とし、選定に向けて県議会の同意を得るために、6月定例県議会に議案を提出します。

　　赤﨑　勇（あかさき　いさむ）氏　［名城大学終身教授］

　　天野　浩（あまの　ひろし）氏　　［名古屋大学大学院教授］      　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　    （注）「浩」については、右上を「牛」にした字です。

　赤﨑勇氏及び天野浩氏の両名は、強い絆で結ばれた師弟関係のもと、青色発光ダイオード（LED）の高輝度化に必要となる、窒化ガリウムの「高品質単結晶」を実現し、これをもとに、産学連携による実用化に向けた研究を行い、20世紀中は実現不可能と言われた青色LEDの発明に成功した。

　本県を拠点とした長年の研究活動の成果により、ノーベル物理学賞を受賞し、「愛知」の学術研究レベルの高さを広く知らしめ、新たな産業と雇用の創出に貢献するとともに、多くの後進を育成するなど、本県の発展に卓絶した功績を挙げた。

（注） 顕彰期日ごとに五十音順で記載し、主な経歴は顕彰期日時点のものです。

　　　 「禮」については、左部の「示」を「ネ」にした字です。