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アルコール健康障害について
お酒は、私たちの生活に豊かさと潤いを与えるものである一方で、不適切な飲酒はアルコール健康障害の原因となり、本人の健康問題だけでなく、家族への深刻な影響や、飲酒運転、暴力、虐待、自殺等の重大な社会問題を生じさせる危険性が高くなります。
1 アルコール健康障害について
アルコール健康障害とは、アルコール依存症その他の多量の飲酒、20歳未満の飲酒や妊婦の飲酒等の不適切な飲酒の影響による心身の健康障害のことをいいます。
2 愛知県依存症治療拠点機関(アルコール健康障害)啓発サイト
愛知県では、アルコール健康障害に関する正しい知識や社会資源、各種取組等の情報を広く県民の皆様へ提供するため、愛知県依存症治療拠点機関(アルコール健康障害)(医療法人成精会 刈谷病院)の協力を得て、啓発サイトを作成しました。
3 相談窓口
アルコール問題でお悩みの方は、一人で抱え込まず、相談することが解決への大切な一歩です。愛知県では、精神保健福祉センター、保健所等で相談をお受けしています。また、自助グループにおいても相談活動等を行っています。
■ 県精神保健福祉センター
アルコール電話相談 (受付時間/平日 午前9時から正午まで、午後1時から午後4時30分まで)
専用電話番号 052-951-5015
■ 愛知県の保健所等
管轄の保健所等は、下記「愛知県内の相談窓口」にてご確認ください。
4 愛知県アルコール健康障害対策推進計画について
(1)愛知県アルコール健康障害対策推進計画について
愛知県では、2014年6月に施行されたアルコール健康障害対策基本法に基づき、国が2016年5月に策定した基本計画を基本としつつ、県の実情に応じた「愛知県アルコール健康障害対策推進計画」を2017年3月に策定しました。 現在、本計画に基づき、関係機関と連携し、アルコール健康障害対策に取り組んでいます。
(2)アルコール関連問題について
アルコール関連問題とは、アルコール健康障害及びこれに関連して生じる飲酒運転、暴力、虐待、自殺等の問題のことをいいます。
アルコール健康障害対策基本法では、国民の間に広くアルコール関連問題に関する関心と理解を深めるため、11月10日から16日までをアルコール関連問題啓発週間と定めています。
<愛知県の取組>
【2022年度】
(3)アルコール健康障害対策推進基本計画について
アルコール健康障害対策基本法に基づき、アルコール健康障害対策の総合的かつ計画的な推進を図るため、アルコール健康障害対策推進基本計画が策定されています。これは、我が国のアルコール健康障害対策の基本的な計画です。
- 第2期アルコール健康障害対策推進基本計画 [PDFファイル/475KB]
- アルコール健康障害対策基本法の概要 [PDFファイル/132KB]
- アルコール健康障害対策基本法(2014年6月施行) [PDFファイル/123KB]
5 啓発リーフレット
愛知県では、アルコールに関する正しい知識の普及と相談窓口の周知のためにパンフレットを作成しています。
※両面(短辺とじ)印刷し、半分に折ってご利用ください。
また、厚生労働省は20歳未満の飲酒を防ぐために啓発パンフレットを作成しています。
6 啓発ポスター
愛知県は、大塚製薬株式会社と「健康づくり等に関する包括的連携協定」(2017年2月)を結んでいます。この協定に基づき、2021年6月、協働でアルコール依存症の啓発ポスターを作成しました。