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【知事会見】「愛知県ヤングケアラー実態調査」の結果について

ページID:0387246 掲載日:2022年3月28日更新 印刷ページ表示

 愛知県では、本来、大人が担うとされている家事や家族の世話などを日常的に行っている「ヤングケアラー」の実態を把握するため、県内全域において「愛知県ヤングケアラー実態調査」を実施し、ヤングケアラーと思われる子どもの生活実態や課題等を調査しました。

 この度、調査結果を取りまとめましたので、公表いたします。

1 調査の実施概要

(1) 児童・生徒に対するアンケート調査

 ア 対象

   県内公立小中高等学校(約2割)の小学5年生、中学2年生、高校2年生

 イ 調査期間

   2021年11月17日から2021年12月17日まで

 ウ 回答数
   回答数(児童生徒)

(2) 学校に対するアンケート調査

 ア 対象

   県内すべての公立小中高等学校

 イ 調査期間

   2021年11月17日から2021年12月24日まで

 ウ 回答数 
   回答数(学校)

(3) インタビュー調査

ア 対象
  インタビュー

イ 調査期間

   2021年12月1日から2022年2月4日まで

2 調査結果の概要

 「愛知県ヤングケアラー実態調査 調査結果の概要」 [PDFファイル/1.04MB]

 「愛知県ヤングケアラー実態調査 調査結果報告書」(全文) [PDFファイル/2.44MB]

○世話をしている家族の有無・家族の世話をしているためできていないこと

 「世話をしている家族がいる」と回答した子どもは、小学5年生の16.7%、中学2年生の11.3%、高校2年生(全日制)の7.1%であり、全国調査結果(中2:5.7%、高2:4.1%)と比べ高い割合となっています。
世話の有無

○ヤングケアラーの自己認識

 「自分はヤングケアラーにあてはまると思う」と回答した子どもは、小学5年生の2.9%、中学2年生の2.2%、高校2年生(全日制)の1.7%であり、全国調査結果(中2:1.8%、高2:2.3%)と大きな差は見られません。
自己認識

○ヤングケアラーの認知度

 「ヤングケアラーという言葉を聞いたことがある」と回答した子どもは、小学5年生の24.7%、中学2年生の29.3%、高校2年生(全日制)の32.9%であり、全国調査結果(中2:15.1%、高2:12.6%)を上回っています。
 認知度の向上が進む一方、「ヤングケアラーという言葉を聞いたことはない」と回答した子どもが、小中高校生ともに70%前後となっています。
認知度

~参考:ヤングケアラーとは~

 ヤングケアラーとは、「本来大人が担うと想定されている家事や家族の世話などを日常的に行っていることにより、子ども自身がやりたいことができないなど、子ども自身の権利が守られていないと思われる子ども」のことをいいます。

参考

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