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職員インタビュー
第1回職員採用試験採用者
【電気】 あいち産業科学技術総合センター 三河繊維技術センター 産業資材開発室

渡邉さん(2020年度採用)
- 〔経歴〕
- 2020~ あいち産業科学技術総合センター 三河繊維技術センター 産業資材開発室
愛知県職員を志望した理由は?
前職ではインフラ業界の企業に3年間勤務し、設備の保守・メンテナンスを担当していました。夜勤を含む不規則な勤務体系だったため、家族と過ごす時間が思うように取れず、子どもが誕生したことをきっかけに、ワークライフバランスの大切さを改めて実感しました。
より安定した生活リズムで働ける職場を求める中、妻の父が愛知県職員だったこともあり、「受けてみたら?」と勧められて愛知県を受験しました。給与水準が他の自治体よりも高かったことも、愛知県職員を選ぶ後押しになりました。
現在どんな仕事を担当していますか?
愛知県では、県内7か所に技術センター・試験場を設置し、地域の中小企業に向けた技術支援を行っています。私は三河繊維技術センターに所属し、企業からの依頼による材料や製品の試験・分析、技術ニーズに応じた研究開発を担当しています。
この地域はネットやロープの産地として知られており、そうした製品に関する試験や研究が盛んです。例えば、「ロープにこんな問題があるので調べてほしい」といった相談を受け、原因を分析・検討しています。
県職員になって「やりがい」を感じた時は?
人と話すことが好きなので、企業や大学の方と直接やり取りしながら課題を一緒に解決していく過程にやりがいを感じます。また、研究活動においても、企業に比べて自由にテーマを考案できる環境があり、しがらみなく多くの研究者と交流できる点も魅力です。
仕事で苦労したことは?
大学では電気電子工学を専攻し、前職では設備関係の仕事をしていたため、繊維に関する知識はほとんどありませんでした。最初は専門用語や単位の理解に苦労しましたが、職場の雰囲気が良く、先輩方が丁寧に指導してくださるので、少しずつ知識を身につけることができました。
最近では、繊維産業と機械・電気が密接に関係していることに気づき、これまでの経験が活かせる場面も増えてきました。
My Best Work(今までで一番心に残っている仕事)について教えてください。
『重点研究プロジェクト成果の学会発表』
大学・企業との共同研究である重点研究プロジェクトの成果を学会で発表したことが印象に残っています。積み重ねた成果を発表し、他の研究者と意見交換することでモチベーションが高まり、これまでの苦労が報われたと感じました。
これまでに、CFRP廃材(使用済み炭素繊維強化プラスチック)の繊維リサイクルなど、さまざまな研究に取り組んできました。県内外の大学や企業の研究者と連携しながら、目先の利益にとらわれず、じっくりと研究に打ち込める環境が整っていることが最大の魅力です。
1日のスケジュール概要を教えてください。
8時45分 出勤、本日の予定確認
9時 朝礼
10時 企業の方とセンター所有機器で試作
12時 昼食
13時 共同研究の実験
15時 企業の方とWEBミーティング
16時 実験結果のまとめ、メールチェック
17時30分 退庁
受験を考えている方へのメッセージ
私は「1回目の試験で絶対に合格する!」という強い意気込みではなく、働きながら「30歳までに受かればいいかな」という気持ちで受験しました。運良く1回目で合格しましたが、県職員の仕事に興味がある方は、そんな気持ちで挑戦してみるのも良いと思います。
公務員として働くメリットは、安定した雇用と給与体系に加え、勤務地が愛知県内に限られるため、長期的なライフプランを描きやすいことです。少しでも興味があれば、ぜひ受験してみてください。
掲載内容は、取材当時のものです。所属についても当時のものとなっています。

