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職員インタビュー

ページID:0488922 掲載日:2023年12月19日更新 印刷ページ表示

第1回職員採用試験採用者

土木 建設局 道路建設課

吉倉さん1

吉倉 淳平(2017年度採用)

  〔経歴〕
2017~2018 東三河建設事務所 維持管理課
2019~2021   三河港務所 建設課
2022~     建設局 道路建設課
インタビュー動画

愛知県職員を志望した理由は?

 生まれ育った大好きな愛知県のためになる仕事がしたいと思い、真っ先に浮かんだのが愛知県職員だったからです。私は土木採用なのですが、愛知県には山もあれば海もあります。

 そんな豊富な地形だからこそ道路、河川、港湾、砂防などたくさんの土木構造物に関わることができ、土木に携わる者としてとても魅力的な仕事だと思い、志望しました。

現在どんな仕事を担当していますか?

 愛知県内の道路を整備するための予算を扱う業務をしています。道路の整備といっても、他県と愛知県とを結ぶ広域的なものから、通学路の安全性を確保するような比較的局所的なものまで目的は様々です。

 道路整備に必要な予算を確保するため、それぞれの目的に合った必要性を国や県の内部に訴えるためのプレゼン資料を作成したり、計画的に事業を進めるために事務所と連携をとって予算の管理をしています。

 道路整備事業をよりよい方向に導くため、常にいろんな方と積極的にコミュニケーションを取りながら仕事をするように心がけています。

 吉倉さん2

県職員になって「やりがい」を感じた時は?

 地元である東三河地域の地震津波対策に携わり、事業を推進できたことです。愛知県で生活しているからには大規模地震による恐怖は小さい頃からもっており、何とかしたいと思っていました。

 そんな中、前所属である三河港務所に在籍しているときに、東三河のある集落を津波から守るための防潮堤を整備する事業を任されました。

 地域住民の方から、国の職員の方まで様々な方との調整はとても大変でしたが、それが実を結んで事業化され、今は工事が進んでいるのをみたときに、大規模地震から地元の人の命を守る助けになれていると大きなやりがいを感じました。​

仕事で苦労したことは?

 短いスパンで訪れる人事異動です。採用されてから3つの所属を経験しましたが、いずれも仕事に慣れてきたときに次の所属へ異動になり、新しい仕事に慣れるまでが大変でした。

 しかし、考え方を変えれば、まだ採用から数年なのに道路、港湾といった違った分野、計画から維持管理までといったように幅広い経験ができて、今ではその苦労もプラスになっていると感じています。​

My Best Work(今までで一番心に残っている仕事)について教えてください。

 『地震津波対策の事業を推進できたこと』

 三河港務所に所属していたときのことです。防潮堤の整備計画があったのですが、なかなか進んでいないのが課題でした。

 愛知県で生まれ育った方は、小さい頃から大規模地震に対する恐怖心があるかと思います。私自身も同様で、この事業を何とかしたいと思いました。進めるには、事業の重要性を国に訴える必要があります。

 また、地域住民の方に理解を得ることも大切です。さまざまな調整は大変でしたが、諦めることなく取り組み、それが実を結んで事業化され、今は工事が進んでいます。

 工事の様子を見たときは、大規模地震から県民の命を守る助けになれていると感じ、大きなやりがいを得ることができました。 

1日のスケジュール概要を教えてください。

8時   出勤、本日の予定確認
9時   来年度の予算要求について事務所と打合せ
11時 打合せの書類整理
12時 同僚とランチ
13時 事業中の現場へ行き、進捗状況を確認
16時 現場から帰庁、現場状況のまとめ
17時 明日の仕事の準備

吉倉さん3

受験を考えている方へのメッセージ

 道路、河川、港湾、砂防など、さまざまな構造物に関われる面白さがあります。こうした仕事上のやりがいはもちろんですが、仲間と共に働く充実感もあります。同僚や上司は優しい人ばかりで、職場の雰囲気もよく、とても働きやすいと感じています。大変なこともあるけれど、それ以上に楽しい仕事です。一緒によりよい愛知県にしていきましょう。


掲載内容は、取材当時のものです。所属についても当時のものとなっています。