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職員インタビュー
第1回職員採用試験採用者
土木 建設局 河川課

建設局 河川課
佐藤 多恵(2019年度採用)
- 経歴
- 2019~2021年 海部建設事務所 河川整備課
- 2022~ 建設局 河川課
愛知県職員を志望した理由は?
大学で地震の研究をしていたときに、社会基盤の大切さを痛感しました。特に土木について考えさせられることが多かったです。就職活動ではコンサルやゼネコンも検討しましたが、計画から設計、施工まで、土木施設の一生に関わりたいと思い、愛知県を志望しました。
現在どんな仕事を担当していますか?
近年、豪雨が増加している中、河川課は水害等から県民の生命と財産を守るために活動しています。各建設事務所では、洪水や高潮による浸水被害の軽減のための河川工事を実施。私は、河川工事を進めるために必要な予算確保のための書類作成や、計画的な河川工事を進めるための進捗管理などを担当しています。視察で現場に行くこともありますね。
県職員になって「やりがい」を感じた時は?
河川工事はなかなか効果を感じにくい事業です。しかし、安全を守るためになくてはならない仕事でもあります。近年、豪雨が増加していて、全国各地で多くの被害が起きています。大雨の際でも何事もないこと、それが私たちにとっての喜びですね。
仕事で苦労したことは?
愛知県は2~4年を目安に職場異動があり、異動1年目がやはり大変です。専門用語、仕事の流れ、仕事の内容など様々なものが事務所と本庁ではがらりと変わり、配属先も河川から砂防、道路、港湾など多岐にわたるため、慣れるまでは苦労をします。
今後の目標や受験を考えている方へ一言
土木といっても、河川、砂防、道路、港湾と、複数の分野に関わっていくことになります。私の周りには農学部卒で活躍している同期もいますし、学部はそこまで関係ありません。学んできたことよりも、入庁してから学んでいくことのほうが大切です。分野や学部にとらわれすぎず、少しでも興味や関心があるなら、ぜひ受験してもらえたらと思います。
掲載内容は、取材当時のものです。所属についても当時のものとなっています。