本文
職員インタビュー
第1回職員採用試験採用者
【行政I】 環境局 地球温暖化対策課

中瀬 未来(2017年度採用)
- 〔経歴〕
- 2017~2018 東三河総局 環境保全課
2019~2021 東三河建設事務所 維持管理課
2022~ 環境局 地球温暖化対策課
愛知県職員を志望した理由は?
父が自営業を営んでいて、県の中小企業支援制度について聞く機会がありました。話を聞くうちに、行政の立場から人々の生活をサポートする仕事がしたいと思うようになり、公務員を目指すことを決意しました。
大学では工学分野を専攻していましたが、幅広い分野の仕事に携わりたいと思い、愛知県の行政職を受験しました。
現在どんな仕事を担当していますか?
地球温暖化対策課では、「2050年カーボンニュートラル」の実現を目指して、産業・業務・家庭・運輸など各分野における脱炭素の取組を行っています。
私の主な仕事は、CO2削減につながるイベントの企画・運営や出前授業などです。
県職員になって「やりがい」を感じた時は?
イベント等を通して県民の方と接する機会が多く、日々の仕事が地球温暖化という世界規模の社会課題の解決につながっていると思うと、やりがいを感じます。
仕事で苦労したことは?
私が担当する普及啓発の業務で最も難しいことは、お客様(=県民の皆様)を集めることです。
どんなに素晴らしいイベントでも、参加してくださる方がいなければ何の意味もありません。たとえば、広報にSNSを活用する、世間の関心事を企画内容に取り入れるなど、県民の皆様に興味を持っていただけるような工夫を心掛けています。
My Best Work(今までで一番心に残っている仕事)について教えてください。
『地球温暖化対策課での啓発イベントの立ち上げ』
2023年度に新たな啓発イベントを立ち上げることになり、企画から関係者との調整、当日の運営まで担当しました。そのときのテーマが「再配達の削減」で、大手運送会社とコラボしたり、県のSNSを使って告知したりなど、無数にアイデアを出して取り組みました。
大手ショッピングモールで開催され、当日は400名以上の県民の方々に来場いただき、協力いただいた事業者の方からも「ぜひまたやりたい!」との声をいただくことができました。このイベントを担当するまでは、クリエイティブな業務に苦手意識がありましたが、これをきっかけに、アイデアがカタチになることの楽しさに気づくことができました。
1日のスケジュール概要を教えてください。
9時45分 出勤、メールチェック、本日の予定確認
10時 予算資料作成
11時 課内レク
12時 先輩とランチ
13時 移動
14時 イベント会場視察
17時 帰庁、イベント準備
18時 メールチェック、翌日以降の予定確認
18時30分 退勤
受験を考えている方へのメッセージ
行政職が携わる業務は多岐にわたり、異動するごとに転職レベルで業務が変わります。知らないことを一から学ぶのは非常に大変ですが、沢山の業務を経験していく中で、自分でも気づかなかった自身の強みを見つけられることもあります。
「自分にどんな仕事が向いているか分からないけれど、人のため・地域のために働きたい」、そんな人にこそ、愛知県職員を目指して欲しいなと思います。皆様と一緒に県庁で働けるのを楽しみにしています。
掲載内容は、取材当時のものです。所属についても当時のものとなっています。