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職員インタビュー
第1回職員採用試験採用者
【化学】 経済産業局 水素社会実装推進課

森さん(2009年度採用)
- 〔経歴〕
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2009~2012 産業技術研究所 食品工業技術センター
2013~2016 あいち産業科学技術総合センター 産業技術センター
2017~2019 経済産業局 産業振興課 次世代産業室
2020~2022 経済産業局 スタートアップ推進課
2023~2024 経済産業局 海外連携推進課
2025~ 経済産業局 水素社会実装推進課
愛知県職員を志望した理由は?
民間企業への就職活動を進める中で、「何をして働くのが面白いのか」を模索していました。そんな中、生まれ育った愛知県の製造業を支える仕事に魅力を感じるようになりました。
大学院では化学に近い分野を専攻しており、化学職として入庁すれば技術的な業務だけでなく、本庁での行政的な業務にも関われると知ったことが、受験の決め手となりました。
現在どんな仕事を担当していますか?
水素等の利活用を促進する一環として、県の試験研究機関へ脱炭素工業炉を設置する上での課題等を検討する調査事業を担当しています。さらに、脱炭素工業炉の技術課題について、大学や民間企業の委員の方からなる研究会を開催し、関係者の間で議論することで本県産業の高度化推進に努めています。
様々な観点から脱炭素社会の実現を推進するのが私たちの役目です。
県職員になって「やりがい」を感じた時は?
改善を実感できたときです。スタートアップ推進課や海外連携推進課に在籍していた5年間では、県内スタートアップの海外展開支援や、県内企業と海外スタートアップとのオープンイノベーションの推進に取り組みました。
これらの業務は民間コンサル会社への委託事業として進めていましたが、前年度の反省点を踏まえて改善点を洗い出し、職員や委託先と議論を重ねてより良い形にできたとき、大きなやりがいを感じました。
仕事で苦労したことは?
次世代産業室に在籍していた際、2020年3月に開催された『シンガポールエアショー』への出展支援を担当しました。準備中に新型コロナウイルスの感染が拡大し、出展の可否をギリギリまで検討していました。
最終的には出展を決断しましたが、経験のない業務であり、さらに前例のない状況に直面したことで、大きな苦労を伴ったことを今でも覚えています。
My Best Work(今までで一番心に残っている仕事)について教えてください。
『国への規制緩和要請』
次世代産業室に在籍していた際、国が定める特区制度に関連して規制緩和の要請業務を担当しました。愛知県内で開発が進められていた国産旅客機において、運行開始後に機体の修理が必要となった場合、交換部品を迅速に世界中へ届ける体制の構築が課題となっていました。
しかし、交換部品の輸出には複雑な手続きが必要で、時間がかかる可能性がありました。そこで関係企業と面談を重ね、関税などの情報を調査し、規制緩和要請の資料を作成しました。上司とともに関係省庁へ説明を行い、狙い通り規制緩和を実現することができました。
1日のスケジュール概要を教えてください。
8時45分 出勤
9時 照会事項(メールでのお問合せ)への回答
10時 調査事業関連の情報収集
12時 ランチ(庁舎の周辺の飲食店を食べ歩き)
13時 照会事項への回答
14時 業務委託先とオンラインミーティング
15時 打合せ内容の整理、今後の動きについて課内調整
16時 書類作成等
19時 明日のスケジュール確認、退庁
受験を考えている方へのメッセージ
公務員の仕事には閉鎖的なイメージを持たれる方もいるかもしれません。しかし、実際には非常にオープンで、私自身も入庁以来、多くの方々と出会い、支えられながら仕事を進めてきました。
支援対象となる県内企業の方々、委託事業を担うコンサル会社の方々、大学の先生方、中央省庁や他自治体の職員など、幅広い関係者と関わることで、視野が広がり、自分自身の成長にもつながっています。
名古屋・鶴舞にある日本最大級のオープンイノベーション拠点『STATION Ai』の立ち上げに関わった際には、スタートアップの知見を深めるため、テキサス大学への派遣も経験しました。
多くの人とのつながりを築きながら、地域をより良くしていくことができる仕事です。ぜひ、愛知県職員として一緒に働きましょう!
掲載内容は、取材当時のものです。所属についても当時のものとなっています。

