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職員インタビュー
第1回職員採用試験採用者
環境工学 環境局 環境活動推進課

環境局 環境活動推進課
金子 大樹(2014年度採用)
- 〔経歴〕
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2014~2016 海部県民センター 環境保全課
2017 環境調査センター 大気圏部
2018~2019 環境調査センター 企画情報部
2020~ 環境局 環境活動推進課
愛知県職員を志望した理由は?
愛知県には、自然度の高い海岸から奥三河の山林まで、多様で豊かな自然環境があります。また、愛知万博やCOP10が開催された実績や、生態系ネットワーク形成に向けた「あいち方式」といった先進的な取組を行うなど、環境に関する政策にも力を入れているので、自身の知識や経験を活かす機会も多いのではないかと思い志望しました。
現在どんな仕事を担当していますか?
県自身が一事業者として事業活動の中で環境負荷を低減させていくための行動目標「あいちエコスタンダード」に基づく取組や、環境に優しい製品を選択・購入する「グリーン調達」を推進するとともに、各所属の取組実績をとりまとめています。また、環境局の業務で使用する電算システム「環境情報システム」の管理を行っています。
県職員になって「やりがい」を感じた時は?
海部県民センターで廃棄物行政に携わっていた頃、申請所や届出書の書き方がわからないという方に丁寧に説明した際や、公害苦情を受け行為者に働きかけて問題を解決した際など、県民の方から感謝される機会がしばしばあり、そのような時にはやりがいを感じました。また、環境調査センターではレッドデータブックの改定に奔走したので、無事完成した時は達成感を感じました。
仕事で苦労したことは?
粉じんや騒音、廃棄物の過剰保管といった公害苦情は、行為者に経済的余裕がないためすぐに改善できない、一度は解決してもまた同じ苦情が発生するなど、一度の立入では解決しないことが多く、現場や行為者の元へ何度も足を運び、粘り強く指導することが必要です。また、行為者が解らなかったり、行為者と連絡がつかないこともあり、接触するのに苦労しました。
今後の目標や受験を考えている方へ一言
一口に環境行政といっても水・大気から自然、廃棄物、温暖化など多岐にわたり、また行政部門のほかに研究部門もあるので、色々な経験を積みたい方に向いていると思います。どのような業務に携わる際でも、自分で考え、周囲と協力しつつ、責任感をもって業務に望む姿勢を忘れないでほしいと願います。
掲載内容は、取材当時のものです。所属についても当時のものとなっています。