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職員インタビュー

ページID:0567856 掲載日:2025年2月28日更新 印刷ページ表示

第1回職員採用試験採用者

【農学】 東三河農林水産事務所 田原農業改良普及課

北谷さん

北谷 友梨佳(2021年度採用)

  〔経歴〕
2021~2023 農業総合試験場 東三河農業研究所
2024~     東三河農林水産事務所 田原農業改良普及課

愛知県職員を志望した理由は?

 大学時代に農学を専攻し、学んだことを仕事にしたい気持ちがありました。大学3年生のときにはインターンシップで愛知県の農業総合試験場へ行きました。

 そのときに、農業政策を考えたり、農業大学校の先生として活躍したりすることができると知り、強い興味が生まれました。

現在どんな仕事を担当していますか?

 洋花類の普及指導員として、生産者へ栽培技術や農業経営の指導を行っています。

 具体的な業務は、生産者へ栽培指導、生産者団体に向けて情報提供や病害虫の予防啓発など。担当地域の田原市は花きの産出額が日本一を誇る産地です。

 スマート農業に取り組む方も多く、地域にあった生産方式や栽培技術の確立を生産者と一緒に考えていくことが普及員ならではの仕事だと思います。

 北谷さん1

県職員になって「やりがい」を感じた時は?

 生産者に「ありがとう」「助かったよ」と言ってもらえたときにやりがいを感じます。

 直接的に感謝されることは大きなモチベーションになっています。

仕事で苦労したことは?

 普及指導経験は初めてで、花きや農業経営に関する知識や経験がまだ乏しいため、生産者の問いかけに対して、すぐに答えられないことに苦労しています。現在担当している洋花は、品目が幅広く、自分自身初めて目にする花について問い合わせが来るときがあり、苦労の日々です。

 しかし、そういった機会を、絶好のチャンスだととらえるようにしており、分からない時は、資料や参考書等で調べて勉強し、生産者の問いかけになるべく早く回答するように心がけています。生産者には、調べてくれてありがとうと言われることが多く、うまく回答できたことが自信につながってきています。

My Best Work(今までで一番心に残っている仕事)について教えてください。

 『スプレーギクの新品種を開発し、本庁で記者発表したこと​』

 東三河農業研究所で3年間、スプレーギクの育種を担当していました。

 そこで、スプレーギク2品種(「スプレー愛知夏4号」と「スプレー愛知秋2号」)を開発したことが一番心に残っています。

 新品種は長い年月をかけて作られるもので、前任者から受け継いだものを無事に品種登録申請し、記者発表を終えたとき、大きな達成感を味わうことができました。

1日のスケジュール概要を教えてください。

8時45分 出勤、本日の予定確認
9時   メール整理、資料作成
10時   農家・農協との打ち合わせ
12時   ランチ
13時   現地調査、農家へ聞き取り調査
16時   帰庁、調査データ整理
17時   明日の仕事の準備

北谷さん2

受験を考えている方へのメッセージ

 農学職は、生産現場、試験研究、施策立案など多岐にわたり、多くの人と関わることができます。また、農学職の教育体制が充実しており、どのような話し方をするべきか傾聴力を磨くもの、花や野菜などの作物別の座学など、さまざまな研修があります。
 先輩職員もフォローしてくれるので、自信がなくても問題はありません。一緒に愛知県の農業を支えていきましょう。


掲載内容は、取材当時のものです。所属についても当時のものとなっています。