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職員インタビュー
第1回職員採用試験採用者
【林学】 新城設楽農林水産事務所 林業振興課

寺倉 千晴(2019年度採用)
- 〔経歴〕
- 2019~2021 新城設楽農林水産事務所 新城林務課
2022~ 新城設楽農林水産事務所 林業振興課
愛知県職員を志望した理由は?
もともと公務員になりたい気持ちがありました。
縁の下の力持ちとして、裏で支えるような働き方が自分に合っていると思ったからです。大学では途中から林学を学び、学んだことを生かしたいと考えて愛知県の林学職を受験しました。
現在どんな仕事を担当していますか?
設楽町、東栄町、豊根村の森林整備工事の監理や調整、発注、林業経営体等の林業活動を推進するための補助金を交付する業務など、様々な業務を担当しています。
一般の方が参加する森林や林業関係のイベント、小中学生に向けた校外学習等も行っています。
県職員になって「やりがい」を感じた時は?
イベントや校外学習で子どもたちに植物や森林、林業について説明したときや、各種体験を通して子どもたちが笑顔を見せてくれたときにやりがいを感じます。
仕事で苦労したことは?
入庁してからの5年間、前の課でも今の課でも「あいち森と緑づくり事業」をメインに担当していました。2023年度、林業普及指導員の任用資格を取得したため、2024年度からは町村や森林組合、林業従事者に対して林業技術・知識の普及・指導等の活動を行っています。
また、担当変更により造林事業や緑化事業など、今までとは違う仕事も受け持つことになり、慣れないことが多く苦労しています。
しかし、経験豊富な同僚や先輩方、上司に質問したり、一緒に現場へ赴くことで、日々新しいことを学んでいます。
My Best Work(今までで一番心に残っている仕事)について教えてください。
『事業者に向けた現場見学および意見交換会を開催したこと』
足場の悪い山の中で作業する林業は、労働災害の発生率が高いです。
基礎的なところを改めて見直して安全意識を高め、事故防止に努めてもらうという目的から、あいち森と緑づくり事業の工事を請け負う林業経営体向けて現場見学・意見交換会を開催しました。
現場の作業員さんに会の開催について肯定的な意見をもらえて嬉しかったです。
1日のスケジュール概要を教えてください。
8時45分 出勤、本日の予定やメールの確認
10時 町や森林組合との打ち合わせ
13時 昼食
14時 研修参加者の調整、町村や林業経営体への講習会案内
15時 前日の会議や本日の指導結果について報告書作成
16時 小学生の林業体験学習の資料準備
17時 明日の仕事の準備、終業
受験を考えている方へのメッセージ
仕事のスケジュールは調整しやすいですし、有給休暇も取りやすく、とても働きやすい職場だと感じています。愛知県の林学職は、現場に赴くことも事務作業もあり、勤務先や担当によって業務の内容は大きく異なります。
だから、今はイメージができなくても大丈夫。入庁後にイチから学べます。林学専攻の方はもちろん、まったく違う分野の方も安心して受験してください。
掲載内容は、取材当時のものです。所属についても当時のものとなっています。