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職員インタビュー
第1回職員採用試験採用者
心理 福祉局 児童家庭課

福祉局 児童家庭課
田口 彩夏(2018年度採用)
- 経歴
- 2018~2021 春日井児童相談センター
- 2022~ 福祉局 児童家庭課
愛知県職員を志望した理由は?
入庁前に非常勤として児童相談所の業務に携わる機会があり、家庭の問題に向き合う職員の姿に心を打たれ、ここで働きたいと思うようになりました。
現在どんな仕事を担当していますか?
社会的養護下におかれた児童の自立支援に関する事業に携わっています。心理職としての専門性が必要とされる業務ではありませんが、どのような支援がされているのか俯瞰的に見ることができます。これから先、児童相談センターの勤務に戻った際、今の経験が必ず生きてくると感じています。
県職員になって「やりがい」を感じた時は?
春日井児童相談センターにいたときです。家庭から寄せられる相談に対応しているうちに、少しずつ子どもたちの表情が豊かになっていきました。最初は面接に消極的だった方も、最後には「来てよかった」と言ってくれたことも。私たちの関わりが県民の方々の役に立っていることを実感できました。
仕事で苦労したことは?
基本的な知識を身につけ、そこから相手に合った相談対応を模索することが難しいと感じます。悩みやその人の状況は様々なため教科書通りの対応では解決できないことが多く、幅広い視点でのアセスメントが必要になります。児童相談所では福祉司とペアになって動くことが多いので、福祉司や上司と何度も打ち合わせを重ねながら、日々解決への糸口を探していました。
今後の目標や受験を考えている方へ一言
入庁後は充実した研修がありますし、働きながら学べる機会も多いです。また、困ったときは周りの先輩や同僚が親身になって相談に乗ってくれます。簡単ではないかもしれませんが、とてもやりがいのある仕事です。共に心理としての専門性を高め合えるような仲間を心待ちにしています。
掲載内容は、取材当時のものです。所属についても当時のものとなっています。