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職員インタビュー

ページID:0612846 掲載日:2026年1月9日更新 印刷ページ表示

第1回職員採用試験採用者

【心理】 西三河福祉相談センター 児童育成課

饗場さん

饗庭さん(2020年度採用)

  〔経歴〕
2020~2023 刈谷児童相談センター 児童育成課
2024~ 西三河福祉相談センター 児童育成課

愛知県職員を志望した理由は?

 大学・大学院では心理学を専攻し、発達障害や子どもの発達について学びました。学んだ知識を現場で活かしたいと考えていたところ、一時保護所でのアルバイト経験を通じて、子どもたちが安心して生活できる環境を守ることの意義を実感しました。

 より継続的に子どもと関わることができる仕事として、児童心理司という職種に魅力を感じ、地元である愛知県職員を志望しました。​

現在どんな仕事を担当していますか?

 児童心理司として、療育手帳の判定、児童虐待などの問題を抱える子どもへの聞き取り、施設で生活する子どもとの面接などを担当しています。心の状態を調べるテストや生活の様子を詳しく理解する取組を通じて、問題の背景を把握し、解決方法を検討しています。

 児童福祉司とペアを組んで業務にあたるのが基本で、児童福祉司は保護者、児童心理司は子どもを主に担当します。子ども一人ひとりに合った関わり方を、児童福祉司や保護者と一緒に考えながら支援しています。​

 饗場さん

県職員になって「やりがい」を感じた時は?

 児童心理司は、子どもの思いを丁寧に聴き取り、保護者に伝えると同時に、保護者の考えを子どもに伝える役割も担っています。すぐに関係が改善するわけではありませんが、少しずつ子どもと保護者の歩み寄りが見られ、同じ方向を向いて関わろうとする姿が見えたとき、「少しは力になれたかもしれない」とやりがいを感じます。

仕事で苦労したことは?

 子どもが望んでいることと、実際に児童相談センターが必要と判断する対応が一致しないことがあります。例えば、一時保護している子どもが「家に帰りたい」と願っていても、家庭環境が整っていなければすぐに家に帰ることはできません。

 子どもの気持ちを聴く立場として、その葛藤や複雑な思いに触れることも多くあります。言葉にできない思いを、行動や態度で表現する子どももいます。そうした子どもと向き合うには大きなエネルギーが必要ですが、それは子どもが感じてきた理不尽さの大きさを示しているのだと受け止めています。

My Best Work(今までで一番心に残っている仕事)について教えてください。

 『児童養護施設内で不適応を起こした児童の心理的支援​』
 施設内で暴言・暴力や性問題行動があり、施設を退所することとなった児童がいました。その後も施設を転々とし、定着が難しい状況が続いていましたが、心理的支援を続ける中、ある日、その児童が自立に向けてアルバイトを始めたと聞き、支援の意義を強く感じました。

1日のスケジュール概要を教えてください。

8時45分 出勤、本日の予定確認、朝礼
9時 面談準備
10時 療育手帳判定(知能検査・保護者への聞き取り)
12時 昼食
13時 所内で面談
14時 児童養護施設訪問・児童との面談
17時 帰庁、検査所見・面談記録作成
18時 退庁

饗場さん​​

受験を考えている方へのメッセージ

 夜間対応や答えのない相談に向き合う難しさはありますが、児童心理司や児童福祉司は、相手を思いやって行動できる人ばかりです。そうした信頼関係の中で、安心して意見を伝えたり、悩みを共有できる職場だと感じています。
 同じ職場に相談できる児童心理司がいることも心強く、専門性を磨きながら自分自身も成長できる環境です。学校、警察、病院などと連携しながら進める仕事であり、一人で抱え込む必要はありません。皆さんと一緒に働ける日を楽しみにしています。


掲載内容は、取材当時のものです。所属についても当時のものとなっています。